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そもそも論はどれほど大切なのか

「僕はまず『そもそも論』を考えるべきだと思う。どんな仕事のときでも、「そもそもこの仕事はなんのためにするのか」を考えろということだ。いつもそう考える癖をつけておけば、それが仕事のアイデアに繋がっていく。」
楽天 創業者 三木谷浩史

「楽天経済圏」というほどあらゆるものに手を出している楽天。
1140億円という大赤字の会社だが、三木谷氏は「楽天的」だ。

僕は「楽天モバイル」の対応がめっちゃ悪かったのでスマホを解約したが
その際に楽天を色々と調べた。

経営は凸凹していて言うなれば、はちゃめちゃだ。
三木谷氏の「そもそも論」はどこへいったか、それぞれがバラバラに動いている。

唯一繋がっているのは「楽天ポイント」だ。
高倍率で大盤振る舞いの楽天ポイントは結局、楽天でしか使えないため
自社の利益へと還元される。それがわかっているので、何億を山分けしても
その分はまた自社に帰ってくる。それが狙いでもある。

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1兆5000億の売り上げがあるが、赤字の理由は設備投資だ。
楽天の会社の経営は嫌いだが、
三木谷さんの考え方は参考になる。

「そもそも論はやめよう」
という人もいるが、「そもそも」の前提が間違っていたら、
つまり原点が間違っていたら、話し合っても具体的な行動指針を作っても
それは無駄なのだ。

原点に立ち返って考える。
ものには必ず原因と結果があるので(因果の法則)根っこのところは
なんなのかを考える、追求することは大変大切だ。

物価の値上がりのそもそもは。
環境問題のそもそもは。
ウクライナ戦争のそもそもは。
コロナ禍のそもそもは。

SDGs誰一人取り逃さない

これらの「そもそも」は
報道とは全くかけ離れたところにある。
僕のストレスはそこにある。

報道が真実を語っていればいいが、そうではない。
そしてその大嘘が経済や社会を動かしていっていることに
僕のストレスが増幅する。

普通に考えて、自分の頭で考えて、感情的でなく科学的に
考えて、一体、事実、いや真実は何なのか。

「そもそも論」は、だから大切である。

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