Pinoeightが目指すべき組織とは?〜キングダムとPM理論〜
私たちPinoeightは、ソーシャルグッドのアクションを通じて個人と企業のエンパワーメントを目指しています。そのためには、組織としてパフォーマンスを出しつつ、メンテナンス機能も高い状態を維持することが重要です。しかし、その優先順位としては、まずパフォーマンスありきであるということを認識しておく必要があります。
PM理論という考え方があります。Pはパフォーマンス(目標達成機能)、Mはメンテナンス(集団維持機能)を指します。理想的な組織は、パフォーマンスもメンテナンスも高いレベルで両立できていると言われています。
4つのパターンから考える組織の状態
PM理論では、組織の状態を4つのパターンに分類しています。
パフォーマンス高、メンテナンス高(理想的な組織)
パフォーマンス高、メンテナンス低(個人の力は発揮されるが、チームワークに欠ける)
パフォーマンス低、メンテナンス高(仲は良いが、目標達成度は低い)
パフォーマンス低、メンテナンス低(目標も達成できず、組織の結束も弱い)
私たちが目指すのは、もちろん1番の状態です。そして重要なのが、2と3はどちらが優先されるか?という点です。
様々な考え方がありますが、Pinoeightでは2が優先だと考えています。まずはパフォーマンスを最大化し、その後にメンテナンス機能を高めていく。そういった優先順位を意識することが肝要です。
キングダムに見る組織の特性
とはいえ、パフォーマンスばかり突き詰めれば良いかというと、そうではありません。
漫画「キングダム」において、主人公・信が率いる飛信隊は、まさにパフォーマンスとメンテナンスのバランスがとれた理想的な組織と言えるでしょう。戦場で高い成果を上げつつ、構成員である将兵たちの絆も強い。まさに、PM理論における理想的な組織の姿だと言えます。
一方、桓騎将軍の桓騎軍は、戦での勝利を最優先するあまり、略奪などの非道な行為も厭わない。パフォーマンスは高いものの、メンテナンスが欠如した組織と言えます。
私たちPinoeightが目指すのは、このような飛信隊のような組織です。前述した通り、パフォーマンスとメンテナンスのバランスの中では、パフォーマンスにより比重を置くことが大切ですが、メンテナンスを疎かにしてはいけません。パフォーマンス一辺倒では、長期的な成長は望めないのです。
Speed! Speed! Speed! を実現するために
Pinoeightの行動指針の1つに「Speed! Speed! Speed!」というものがあります。スピード感を持って取り組むことで、他社に先駆けて価値を提供することを重視しているのです。
そのスピード感を保ちつつ、徐々にメンテナンス機能も高めていく。一朝一夕には理想的な組織になれませんが、パフォーマンス優先の意識を持ちながら、最終的にはPとMのバランスを取れるようになることが肝要です。
Pinoeightらしい組織文化を築いていくために
社員全員が当事者意識を持ち、チームワークを大切にする。そんな「全員参加型経営」を実現するためには、パフォーマンスとメンテナンスのバランス、そしてその優先順位を意識することが重要になります。
パフォーマンスを出すためには、個人のスキルアップとスピード感が何より大切です。その上で、組織のメンテナンス機能を高めていく。快適なオフィス環境、美味しいコーヒー、充実した福利厚生など、一見些細なことも組織のメンテナンスには欠かせません。
私たちPinoeightは、PM理論の考え方を念頭に置きながら、パフォーマンスとメンテナンスのバランスの中でも、まずはパフォーマンスを優先する意識を持って組織作りを進めていきます。ソーシャルグッドの実現に向けて、全員で力を合わせて邁進していきましょう。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?