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最強ブルー

あの時 ミルク渦巻いてる珈琲に
顔を映して君はこう言った

「あしたがもし晴れたら
  連れていってね。 
  自転車でね。あたしがうしろで。」

ぼくらは今も 
嘘が平気になっても
約束 破りきれないまま 
こんなに大人になった


季節に誘われたようなふりをして 
僕はひとりハンドル握る

背中にはコウカイとかハカナサとか 
君のかわりにもたれてくるのさ

見上げた空が 
バカみたい青くて
涙で滲んだみたいになってるけど
ただそれが 今 僕らのブルー


行くよ  
捨てて 
脱いで 
笑う 
すこし 
大人 
太陽


時間は止まることを知らないまま 
花や時代や僕たちをつくった
1ミリがずれたりずれなかったりして 
僕らの人生はススム

あきらめたこと
気がつけばいくつ?
生まれた歌を
抱きしめてまた 君に 会いたい


行くよ 
捨てて 
脱いで 
笑え 
すこし 
大人 
太陽

シラン 
顔は 
うれしい 
しるし 
風に 
吹かれ
そっと


あしたがもし晴れたら
会いにいくよ 
自転車でね。 
風を味方にね。


作詞:ナガオクミ
copyright©hanapira records

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