私の生き辛さはHSPから来ていたのかもしれない。
精神科医に「HSPの気質を持っているかもしれないね」と言われた。
前からこの言葉は知っていて自己診断ではあるが当てはまっていたので「まあそうだろうね。」と思った。
HSPの事、自分の特徴を知りたいと思い何冊か本を読んだ。その中に丁度今日読み終わった本の中で色々と感情が溢れ出る内容があった。
『HSPの大きな特徴の1つは情報処理の深さです。HSPが情報を深く処理している間はまわりからは、考えてばかりで手が止まっていると見られます。ぼーっとしたり、心配ばかりして、何もしてないように見られてしまうのです。HSPからすると情報が入ってきたら言われた事を復習しつつ自分がわかるように整理し直してるだけなのですが…』
この文だけでも前の職場の事を思い出して当てはまることがとても多かった。
・色々と考えすぎてしまい何も出来なくなり上司から早く出来ないの?と言われて混乱してしまう
・あなたは何をするにも1テンポも2テンポも遅れてるよね!!他の世界の人みたーい!!!と言われた
(これはそうだとしても本人に言うべきでないし明らかにパワハラだと思う。今でも悲しくなってしまう。)
・言われたことを全て理解しようとして聞き直し話を聞けない人だと思われてしまう
私の能力が低いだけなのかと自分を責めてしまっていたけれど言われた内容を頭の中で復唱してしっかり納得してから行動に移す所があるからこれもHSPの特徴なのかと驚いた。
さらに、
『神経が高ぶりやすく、驚くと何が起きているか分からず思考も体の動きも停止してしまう。』
これも当てはまっている。
さっき書いたパワハラ紛いな事を言われた時に何も考えられなくなり体が強ばってしまった。
帰ってきて思い出し家で号泣してしまい、余計に自分を責めていた。
他の友達からも言われない?あなたもそう思うでしょ?と言われ冷静になれば「私の友達はとても優しくてあなたみたいに酷い人はいないので言われたこと無いですし、そもそもそれは本人の前で言わなくてもいいことではないですか?」と言い返してやりたかったけどそう思ったのもだいぶ時間が経ってからで反論も出来なかった。
この事以外でも何か傷付くことを言われたら言い返せずフリーズする事がよく有り悔しかった。
まさかこれもHSPの特徴でそうなっていると気が付きほんの少しだけ気が楽になった。
『頭の回転は悪くないはずなのに、理解に時間がかかる様子だけで「覚えが悪い」「仕事が遅い」「1度説明したのにすぐ出来ない」と言った「できない人」のレッテルを貼られてしまうこともあります』
これ…頭の回転が悪いからだ、覚えが悪い駄目な人だ…とずっと自分を責めていて苦しかった。
でも1つの特徴だと知って心が軽くなった。
悪い部分だけに目が行ってしまいがちだけどHSPを活かして生きていけたら良いと思えた。
これを読んで少しでも気になった人は
みさき じゅりさんの『敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本』をぜひ読んでみてください。
生き辛いと感じている人達が少しでも心が軽くなりますように。
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