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自分を大切にする使用法

ご自愛のおススメ理由

理由1:成熟した大人としての自己愛の発見
多くの人は、他人を労うことが重要だと認識していても、自分を労うという考えにはなかなか至りません。特に50年以上生きてきて、一度も自分自身を労ったことがないと感じる場合、自己愛(ご自愛)という考え方には懐疑的になるかもしれません。

しかし、自己愛とは何も難しい話ではなく、ただ自分の思考や感情を否定せず、そのまま受け入れることです。自己愛という言葉が自己中心的な人やサイコパスのイメージと結びつきがちで、自分は”そんな人間には見られたくない” ”嫌われたくない、ハブられたくない” と自己防衛が働くからなのか自己愛を遠ざける、というパターンがあること。
それは誤解であり、本来の自己愛は「自分自身を労う」ことから始まります。

成熟した大人になってから自己愛(ご自愛)を知り他人を労うための「ご自愛ください」は自分へ向けることがあっていいのだと知ったのです。

難しい話なんてなく
ただ自分の頭の中の思考やそれに伴う感情を
全く否定することなく全てを肯定すること
たったそれだけのことを自己愛と言ってるのです。

アラフィフ、アラカンにこそおススメしたい自己愛です。

理由2: ノーリスクで始められるご自愛

自己愛を実践するために特別なセミナーやセッションに通う必要はありません。毎日、日常の中で自分を褒め、認め、受け入れるだけで良いのです。
最初は慣れないかもしれませんが、1週間もすればその行為が自然と心地よく感じるようになります。そして、不思議なことに、誰にもリスクを負わせずに自分を労うことが、仕事の効率や人間関係をスムーズにしてくれるのです。


理由3: コスパの良さと自己理解の深化

巷に溢れる高額な自己啓発に数百万円を投じる必要はありません。自己愛は、時間とともに自分の信念体系を変え、誤解していた自己理解が解けていくプロセスです。
これにより、本来の自分を発見し、それが人生の冒険のように新鮮に感じられるのです。自分の価値観が音を立てて変わっていくこの過程は、他にはない魅力です。人生の冒険でもあります。


理由4:誰でも今すぐ始められる

自己愛は、年齢や性別を問わず、いつでもどこでも始められます。例えば、トイレに入っている間でも、自分を褒めることができます。それによって瞬時に心が落ち着き、まるで魔法のように次の未来への展開が予想を超えることもあります。自己愛は誰にでもフィットする方法です。




<自己愛のステップ基礎>

Step1:頭の中の湧いてきた思い、過去の反芻、感情全てを肯定する

頭の中に浮かんできた思い出や過去の出来事に対する感情が湧き上がったとき、それに「否定しなくていいんだ」と寄り添う。たとえば「そう思っていいんだ」「ああ、そうだよね、あのときは本当に憎かったよね」「嫌われたくないって思ってたけど、嫌われてもいいんだ」「好かれようとしてたけどそんなことしなくてもいいんだ」「自分を好きにならなきゃと思ってた、でも好きじゃなくてもいいんだ」というように、自分の思いに共感し、受け入れてあげることが第一歩です。

自分自身をネガティブな観点で否定していたとしても
否定や批判ではなく、ありのままの感情をそのまま感じ取ることがここでの目的です。


Step2:自分を褒める、労うことを習慣化する

毎日、自分を少しずつ褒めていくこと、労うことを習慣にします。
たとえば、「今日は疲れていたけど頑張った」「この間より少しだけうまくできた」というように、どんな小さなことでも当たり前のことでもやったことを認め、感謝します。
朝起きたこと、トイレに行ったこと、食事を作れたこと、箸を持てたこと、歩いて駅まで行った、電車に乗った、満員なのに周りに気遣いながら乗った、これらは当たり前のことではなく習慣でできるようになったこと。ここを初めから丁寧に褒めること。
こんなこと・・・と思って初めはぎこちないかもしれませんが、続けることで自分を労わることが自然になり、心地よさを感じるようになります。
毎瞬の自分を褒めることは、特別な時間やお金がかからず、誰でもいつでも始められます。


Step3: 自己理解を深める

自分を褒め、認める過程で、徐々に自己理解が深まります。それまで信じていた〜〜あるべきなどの価値観や、自己否定的な考え方が音を立てて崩れていく感覚を味わうことができるでしょう。
これは、自分の本質に気づくための重要なステップです。
多くの人が無意識に抱いている、「〜〜あるべきなのに自分はダメだ」と思っていますが、それが思い込みだったことに気づきます。
その思い込みや決めつけを解き放つことで、新しい価値観や視点が得られます。新しい視点はこれまでよりも広い観点、高い観点といい”視座”が上がったともいいます。これは人生の冒険のようなものです。




<自己愛のステップ応用>


Step1:自己認識の向上  

自分自身の思考や感情に”反応する”パターンがあることに気づきを持つことが重要です。どんな態度に反応するのか、どんな言葉に反応するのか、意識的に自分を客観視をしていきます。
日々の行動や思考を”観察”し、自分がどんな価値観や信念体系に影響されているのかを把握します。
ここでも否定せずに、ただ「今の自分はこうだ」と認識することが大切です。



Step2:自己肯定の練習

自己愛の核心は、ありのままの自分を受け入れることです。
自分の頭の中でしか起きていないこと、それには過去の反省や失敗がありますがそれらを否定せず、むしろ「それも自分の一部」として肯定します。

自己肯定というのは、特にポジティブな瞬間に対してだけでなく、ネガティブな感情にも向けられるべきなのです。
たとえば、「今日はうまくいかなかったけど、それも自分だ」という考え方を持つことです。

この時、「やっぱりダメな自分だ…」と落ち込んだり卑下することをやってしまいがちですが、根底に「無価値観や罪悪感があるから」ということを覚えておき、それは”自分のせいではない”と「自分」と「無価値観や罪悪感」に境界線をつけることです。そしてだからと言って誰かのせいにする犯人探しをしないことです。

ネガティブなことは自分の一部ではあるけれども
ネガティブの根底にある無価値観や罪悪感と自分には境界線があることを認識し
ただそのネガティブがあるだけ、とある事実を認め受け入れるということです。


Step3:セルフケアの実践

心身のケアを怠らず、自分自身を大切に扱うことも自己愛の一環です。これは物理的なケア(休息、栄養、運動など)に限らず、精神的なケアも含まれます。瞑想やリラクゼーション、趣味に時間を割くことが有効です。
自分の好きなこと、こだわりのあるものいに時間を使うということです。

人生は、忙しくする必要はありません。仕事はしなきゃならないものでもありません。パートナーがいなきゃいけないわけでもありません。稼がなければならないわけでもありません。
誰かの価値観を受け売りしていることがあるということに気づくことでリラックスが作れます。

思い通りにならない現実に目を向けて、現実をどうにかしたい一心でハウツー探しに一生懸命になるのもそれも楽しいひとときかもしれませんが、好きなことやコレクターなどこだわりがあるなら、そのことに時間を費やした方がエネルギーは高く強く保てます。
その高くて強いエネルギーが、思い通りになる展開を続けてくれるというわけです。

理想を掲げることも一つの人生のページですが、理想を生きることが目的でもありません。

苦労が多かったり、自分を過小評価してきた者にとって「私はこんなもんじゃない」という言葉は聞こえのいいsalvation wordsですが、”もっと!もっと!”とキリのない、終わりのない探究の道を用意してしまうことも忘れてはなりません。
過小評価は過大評価をもたらしありのままを無視してしまう傾向があるのです。



Step4:境界線の設定  

他者との関係において、適切な境界線を引くことが自己愛に繋がります。
自分の時間やエネルギーを無理に使いすぎないようにし、他人の期待に答えることばかりを優先しないことが重要です。

他人がどう思うか?と配慮した言葉や態度をとってしまいがちなのは、「自分がされて嫌なことはしない」という教育に基づく観念が根強く残っているかと言えます。もちろんそれは確かなことなのですが、自分がまず最優先で、自分がされて嫌なことはしないという順番があることを忘れてはなりません。

自分を犠牲にして泣き寝入りするようなことはしないということです。
泣き寝入りしても後々自分のことを責めるか、モヤモヤが残っていて反芻の機会が増えるのですから自己犠牲心は捨てることです。

自分がどうしたいか」が最優先です。その上で断ることをします。
断るにも勇気を要するので練習も必要になりましょう。自分を普段から認めていると過小評価の癖が軽減していきます。



Step5:感謝と謙虚さの実践

自己愛は、自己中心的な態度とは異なり、自分がどれだけの恵みを受けているか、他者の存在がどれほどありがたいかを認識することも含まれます。日常の小さなことに感謝し、自分の成長や変化を謙虚に受け止めることで、さらに自己肯定感と正しい自己理解が高まり、不要な他人軸を脱却し自分軸の完成に近づけます。



Step6:自己愛の再確認と継続

自己愛は一度の取り組みで完了するものではありません。生きている限りずっと続けることです。世界は変化の連続です。留まることはありません。
自分の描いた理想の人生を手にしても、日々の生活の中で、常に自分を見つめ直し、自分を大切にする行動を続けることが必要です。習慣化することで、内面的な強さや幸福感が持続し本質的な捉え方に続いていきます。





興味のある方はご参加ください。


人それぞれ望むもの、感じる幸福度は違います。
パートナーに愛されることを生涯望む人もいれば、お金に支配されることを望む人もいますし、研究に日々を捧げる人もいます。
達観することが人生の目的ではない、とはからずもわかった筆者から言えることは、今この時を満足していること、それ以上に望むことはないと言えます。



ここまで辿り着けたのは、
自分の存在を消したいほど自分を大嫌いだったところが始まりですから、180°変わったことは奇跡としか言いようがありません。
自分が変われば周りが勝手に変わることの仕組みを知った以上、相手に期待することもなく、ただ自分との関係性を整えていくだけで事足りるのですから、こんなにシンプルでお手軽でストレスフリーなことはありません。

自分の存在価値を見出せず内面ゾンビだった筆者は、3次元の物質主義から抜け出し5次元意識に到達し統合を経て、その先には虚構の世界を見ている虚構を見つけたあと言葉では表すことのできない境地にいることは限りなく薄いオブラートの裏とおもてを見ているようです。

悩んでいる時間も尊いですが、悩んでいる頭の中がそっくりそのまま現実に映されている仕組みを知っているのに、ほとんどの人はそれを覆そうとしないのはなぜでしょうか?もっともっとと理想郷ばかりを追い求めて”たった今”に感謝をしないのは個別に何か理由があるからなのでしょう。
大抵の理由は私は知っています。何しろ愚鈍だからこそ豊富な人生経験を経てきたのですから・・・でもそれらは全てがギフトです。
どんなことも全てがギフトです!緊張もギフトですし、当たり屋が突っ込んできてもギフトです。こんな等価値の世界観嬉しくないですか?
さて今日はあなたにはどんなギフトが届きましたか?

読んでくださりありがとうございました。



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pinkryu
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