トレーニング初心者に立ちふさがる最初の壁”恥ずかしい問題”
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例えばジムに通いトレーニングやストレッチを始める時、
「ちゃんと出来ないと恥ずかしい」
って思われている方が結構いらっしゃいます。
人の目が気になる、間違えていたら恥ずかしい、簡単なことしか出来ないから恥ずかしい、軽い重りだから恥ずかしいなどなど
こういう思いがあるとトレーニング自体が「楽しくない」ですよね。
せっかく「よし!やろう!!」と思って始めたことも出鼻をくじかれることになります。
非常にもったいないです。
「ジム」と一言で言っても大手のフィットネスジム、市営のジム、女性限定の30分でサーキットトレーニングをする形のもの、自分で勝手にやってくれタイプのほぼ無人の24時間ジム、パーソナルトレーナーのジムなどがあるので、一概には言えませんが、運動経験のない人がジムへ行き始めるタイミングで立ちはだかる高い壁がこの”恥ずかしい問題”です。
なので、僕たちのジムでは、必ず2ヶ月間はトレーナーが付きっきりで丁寧にやり方や注意点をお伝えしています。
せっかく運動への意識が向いてきた方にとって、できるだけ障害になるものを取り除くのが、トレーナーの仕事の1つだと考えています。余計なことに気を使いながらトレーニングして、無駄に疲弊することほどもったいないです。
ただ、あえて初心者の方にお伝えするとしたら、間違えて大丈夫です。ということです。
それと、2回目以降に前回やったことややり方を覚えていないことが恥ずかしいというのも、全然恥ずかしくないことです。なぜなら、、、
8回同じことを伝えろ
これは
「部下やメンバーに大事なことを伝えるときは、8回伝えて初めて相手に伝わると思いなさいよ」
ということが本に書かれているのを読んだ時に、
「クライアントへの運動指導でも同じだな」
と思った経験があり、うちのジムで共有している認識の1つです。
トレーナーとして、自分(トレーナー)の当たり前とクライアントの当たり前のギャップを認識出来るかどうか?はとても重要だと思っていて、そのギャップをしっかり認識しできていれば、説明の仕方や選ぶ言葉、伝える回数は変わってくると思います。
つまり、逆に運動をする方(特に初心者の方)の立場になると、
「トレーナーに8回聞いて覚えられたらいいな」
ぐらいの感覚で思っておいていただくと気が楽になるかもしれません。
膝や腰が痛いことを改善するためのトレーニング指導の場合は、特に出来ないことが当たり前でスタートしています。まずは、きっちりと形を覚えるステップが大事だと思います。リハビリ&トレーニングの場合はしっかりと体のことを理解してくれるトレーナーがいるジムを選ぶようにして頂くといいと思います。