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昭和の天火オーブンが令和に復活!カリッとふんわり絶品料理に挑戦

ギリギリ昭和生まれ、バリバリ平成育ちの私にとって、昭和レトロなモノたちはどこか懐かしくもあり、同時に新鮮な魅力を感じます。
最近、メルカリで見つけたのが「天火オーブン」という、昭和40年代に流行したガスレンジの上に置いて使用するオーブンです。真っ赤なボディと、扉の耐熱ガラスに描かれたレトロなデザインがとても魅力的で、一目で心を奪われました。どうやら海外でもこういった形状のオーブンは珍しいらしく、昭和の日本の暮らしを令和に伝える貴重な調理器具の一つなのかもしれません。

新品だと3万~4万円ほどしますが、中古だと1~2万円で手に入ります。私が購入したのは中古のPeace 861という機種。ちょっと年季は入っていましたが、そのお得な価格に惹かれて思わず購入してしまいました。

商品が届いたときは期待でいっぱい!しかし、箱を開けると、サビや油汚れが目立ち、まずは大掃除からスタートです。弱アルカリ性の洗剤で丁寧に内部を掃除。アルカリ性洗剤はサビには効果がありませんが、油汚れには効き目があり、庫内がすっきりピカピカに!これでようやく使える状態になりました。

でも、次に頭に浮かんだのは「どうやって使うの?」という疑問。ネットで調べても情報があまり見つからず、他の天火オーブンの説明書やブログを参考にしながら、使い方を試行錯誤することになりました。

まずはコンロの中央に天火オーブンを乗せ、弱火~中火で予熱。温度が180度になったところで、最初の挑戦はアップルパイ!天火オーブンには300度まで測れる水銀温度計がついているのですが、古いので壊れている可能性もあるかもしれません。そんな場合は別途、オーブン用の温度計を用意したほうが安心です。

そしてアップルパイが無事焼き上がり、次は手羽先やピザにも挑戦。どれも外はカリッと、中はふんわりジューシーに仕上がり、その完成度の高さには自分でも驚きました。すっかりこの天火オーブンの虜になってしまい、次に何を焼こうか?と考えるだけでワクワクが止まりません

簡単レシピ(メモ)
オープンアップルパイ
1.天火オーブンを180〜200度に予熱する。
2.パイシートを半分に切り、スライスしたリンゴとバターを乗せる
3.180度で20〜25分焼く
4.焼き上がったらラムレーズンを散らす

手羽先のグリル
1.手羽先に塩胡椒して、焼き網にのせる
2.天火オーブンを180〜200度で予熱する。
3.上段に手羽先を入れ、中断にアルミホイルをしいたバットを入れ、200度で20分焼く

参考にしたサイト・ブログ

ルビーオーブンのマニュアルを参考にしました。
http://blog.livedoor.jp/sachizo/archives/50863797.html

ガスコンロの温度センサー問題について書かれていました。

【基本】
30秒ごとにP(警告音)、一旦弱火に。
20分放置したが、消火はしない。
庫内は160度以上にはならなかった。

【揚げ物用温度設定200℃】
1分経過(200℃達成?)後、10秒ごとにP。
庫内は120℃以上にはならず。

【高温炒めモード】
2分経過でP。
9分で200℃到達、それ以上は上がらず。

『ピース天火は使えるか?』若妻印(2019.3.17)
https://blog.goo.ne.jp/gallinitablanca/e/ffc5214c79c948d9ec787b6620ef9761

メルカリ
売り切れた商品の写真にマニュアルの一部が載っていた。検索結果のスクリーンショット(2024.8.20)
上部の調節穴は、開いたまま使う
下部の調節穴は、下火を必要な時以外は閉じて使う
とある。

私が購入したのは年季の入ったものですが、新品未使用も出品されています。


注意事項
・炭火や焚き火では使用できないようです。
・下部が輻射熱で暑くなるため、カセットコンロを使用する場合は熱が当たらないようにするかSMILEカセットコンロなどガスが離れた形状のものをおすすめします。

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