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今更ながら東京オリンピックのレガシーを堪能
2021年に行われた東京オリンピック。
もちろん、様々な競技をTVで観ては
盛り上がったのだが、生での観戦を
する機会は残念ながら一つもなし。
なので、新しくなった国立競技場に
行く機会も何となく持てないまま、
あれよあれよと2年以上が過ぎていた。
決して遠い場所ではない。
近所で用事があったことも数度。
それでも、わざわざ足を運ぼうとの
アイデアに至らずじまい。
10月22日(日)に、その国立競技場の
中を走ることができるという、またと
ないイベントがあって参加して来た。
「国立競技場Enjoyリレーマラソン」
という名の、42.195㎞をたすきでつなぐ
「ファンラン」イベントだ。
天気に恵まれ、気持ちの良い青空の下、
レガシーとして残された施設や様々な
モニュメントの類を観ながら散歩する
だけで気分も上がる。
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国立競技場の文字のモニュメント前で記念写真を撮る人も多かった。
ウォームアップがてら、
チームメンバーで連れだって、
外周をゆっくり走ったり歩いたり。
途中、家族団らんの方々の写真を撮って
差し上げて、逆にこちらの写真も撮って
もらうという、気持ちの良い交流なども
挟みながら、レガシーを堪能。
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ひと区画離れたところには、オリンピック
ミュージアムが建っている。
そして、近代オリンピックの創始者、
クーベルタン男爵の銅像も。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119704163/picture_pc_e14a629264a12f3cdd72b64bdc7943b2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119704178/picture_pc_6d06917a3371772836a94f92cffe2faf.jpg?width=1200)
当時は大行列だったのをTVで観た記憶が甦る。
スタジアムの周回に戻り、
次に見つけたのは聖火台。
過去の大会(1964年東京、札幌、長野)の
聖火台は、少し小さめのレプリカが、
ミュージアムの前に鎮座しており、
2020年大会用のものはスタジアム脇に
展示されている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119704216/picture_pc_f5436ba0d7f04e7a7b196906eb6f2b45.jpg?width=1200)
ガラスでできた柵の上まで手を伸ばして撮影。
気分も上がって来たところで、
丁度周りを一周、千駄ヶ谷門直結の
Aの隣にあるBの入口から中へ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119704238/picture_pc_0ea4ee1527478dbd87daf47051dea8f9.jpg?width=1200)
他にも、総武線の信濃町駅や千駄ヶ谷駅、東京メトロ銀座線の外苑前駅などが徒歩圏。
やはり国立競技場は大きい!
普段あまりスポーツ観戦をする機会も
ないので、久々のスケール感に気分も
高揚する。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119704259/picture_pc_19d369749513e2b0e997001280c42518.jpg?width=1200)
この空間で走れる有難みを噛みしめる。
折角だから堪能しようという気持ちが
あふれてくる。
中のトラックを出発して、スタジアム屋内の
外周をぐるっと周り、またトラックに戻る
という一周1.33㎞のコースを32周。
10人チームの我々は、1人3週ノルマ+2名が
追加1周という役割分担。
「ファンラン」とはいえ、ガチ勢も多く、
私も折角走るならと、結構な気合を入れて
臨んだこともあり、追加1周の役目を引き受け
トータル4周・5.32㎞を走らせてもらった。
国立競技場の、ふかふかの人工芝を、
勢いよくスタートダッシュしたときの
爽快感がたまらない。
あまりに勢い込みすぎて、外周を走って
いるときに息が上がって大変だったが、
何とかチームのタイムを底上げするのに
貢献できて一安心。
みんなで走り切ったタイムは、
3時間24分ほど。
自分自身のフルマラソンの記録である
3時間30分を上回ることができたこと、
そして何よりみんながケガもなく
無事にランを楽しめたことが何より
であった。
ちなみに、優勝したチームは、
5人交代で走っていた。
女子のプロ並みのタイム、
2時間半ほどでゴール。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119704340/picture_pc_75d0bfc0d4a16481d29eabff362f62ff.jpg?width=1200)
そこに度々飛行機が登場しては、空の彼方へ消えて行った。
たった5㎞強とはいえ、普段よりも
かなりハイペースで追い込んだため、
15㎞~20㎞走った時と似たような
疲労感。
速く走れるようになるには、
このような、自分の限界レベルを
引き上げる練習が必要であることを
改めて実感してしまった。
カラカラの喉に、打ち上げで飲んだ
ビールがあっという間に吸い込まれた
のは言うまでもない。
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