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「実験」を繰り返して成功確度を上げる
「平賀源内」といえば、
真っ先に思い付くのが「エレキテル」
という人が多いだろう。
ご存知の通り、「エレキテル」というのは
静電気を起こす機械仕掛けのオモチャ。
江戸時代を生きた源内が、ヨーロッパから
もたらされたものの壊れていた機械を
引き取って、7年越しで修理し、ついに
動くに至ったものだ。
源内が「発明」したと勘違いしている
人も多いが、あくまでも「修理」して
動くようにしたという点は、正しく
理解しておいた方が良い。
とはいえ、7年もかけて修理をしたという
から、その執念には恐れ入る。
また、修理するには、それが一体何を
もたらすのかある程度理解していないと
修理のしようもないはずで、もともと
科学者として高い能力を持っていたから
こその成果であることは疑いない。
この「エレキテル」を使って
「電気実験」を行ったことを称える
碑が、江東区清澄に立っている。
当時、源内がここに居を構え、
実験に明け暮れていたのだろう。
科学というのは、世界に起こる様々な
現象を理解し、再現可能にする体系だ。
仮説を立ててはそれを検証することを
繰り返すことで、その体系を構築して
いくわけだが、その仮説検証プロセス
において、しばしば「実験」とか
「観察」を行うことになる。
源内が、「エレキテル」を使って
行っていたことは、そもそも仮説検証
と言えるのか、あるいは「科学」と
呼べるものなのか、少々評価の難しい
ところだ。
とは言いながら、未知の事象に対して
飽くなき探求心で「実験」を繰り返し、
実際に「エレキテル」で静電気を
生み出すに至った行動力は、
賞賛に値するだろう。
世の中は、実はこのような「実験」で
あふれている。
自然科学だけでなく、社会科学においても
多くの「実験」が行われているのだ。
マーケティングも、社会科学の一つ。
そして、「実験」にとても馴染みのある
分野だと言っても差し支えないだろう。
どうやったら、お客様はより多くの
商品を買ってくれるのか?
より長く、自社とお付き合いをして
くれるのか?
どんな商品を作るといいのか?
どんな価格帯を狙うべきなのか?
どんなお店に置いてもらうべきか?
どんなキャッチコピーをうたうべきか?
そういった様々の内容を、
どんな順番で、
どのような点に気を付けて検討すると
成功確度が上がるのか。
マーケティングでは、そんなことを
体系化していると思えば良い。
沢山の「実験」に裏付けられて、
成功しやすい王道の考え方を学ぶ
ことができる。
本で学ぶのも良いが、
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マーケティングを学びたい人、
「実験」と思って是非お試しあれ。
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