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「Consentido Culinária Espanhola」&「URI OMMA KIMCHI」 さんぱうろぐるめをっちゃー 宮本碧 月刊ピンドラーマ2023年9月号


Consentido Culinária Espanhola

所在地:Alameda Campinas, 1061 - Jardim Paulista
電話:(11) 98798-8289
Instagram:@consentidoculinaria

スペインレストランというと高級なイメージがあり、つい身構えてしまうが、Consentidoはスペインの家庭料理をメインにしたカジュアルなレストランである。

パエリアや魚介盛り合わせなど代表的メニューもあるが、アンダルシア地方出身のシェフが作るトルティージャ、ズッキーニのフリット、生ハムのコロッケなど素朴な料理も。

この日食べた玉ねぎ、ジャガイモ、パプリカが入ったトルティージャは日本の卵焼きのように毎日食べても飽きないような味。軟らかく煮て焼いたタコもグリルした魚も新鮮な材料で作られていることがわかる。

魚のソテー
ガスパッチョ

週末にワインを飲みながらゆっくりランチするのにぴったりなレストラン。デザートはチーズタルトやチューロスなどで特に目新しいものは見られなかった。


URI OMMA KIMCHI

所在地:Rua Três Rios, 244 - Bom Retiro
電話:(11) 3338-0904
Instagram:@uriommakimchi

ボン・ヘチロはいつ行っても楽しい。韓国風の総菜屋、喫茶店、パン屋、スーパー、かき氷屋、アメリカンドッグの店などが軒を並べており、ワクワクする。喫茶店でアイスコーヒーを飲んでアンパンを買い、オットギ・スーパーで明太子、肉屋で薄切り牛肉を買って帰るというのが私の定番コースである。

この日行ったウリ・オマ・キムチはファーストフードと総菜屋を兼ねた店である。大人数でないと食べられない韓国焼肉とは異なり、一人でも気軽に入ることができる。メインをブルコギ、豚肉炒め、イカ炒め、トッポギの中から選べるお弁当、ブルコギ丼、キムチチャーハン、スンドゥブなどすぐに出てきて、さっと食べられるメニューが揃っている。

この日頼んだお弁当にはブルコギのほか、チャプチェ、キンパ、キムチなどが入っており、いろいろな韓国の味を堪能できる。ファーストフードであるが、どの料理も丁寧に作られている。

お弁当

清潔な店内にはブラジル人のお客さんも多く、韓国文化や料理に対する関心の高さがうかがえる。隣に座ったオシャレなブラジル人女性の二人組は一人はチャプチェ、もう一人はトッポギとなかなか渋いものを選んでいた。

店名にもなっている自家製キムチはあまり辛くなく、コクのある味。キムチのほか、キンパ、餃子、チャプチェなどが持ち帰りできる。


宮本碧
最初は留学生としてブラジルに来たが、ブラジルにはまり、現在ブラジル在住約30年。食べることが大好きで、どんなに落ち込んでいてもおいしいものを食べると幸せな気分になれる。翻訳業。

月刊ピンドラーマ2023年9月号表紙

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