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格闘ゲーム好きは注目! サンパウロで格闘ゲーム大会「コミテ・アレーナ2024」開催 優勝者は来年度の世界大会出場権を獲得 月刊ピンドラーマ2024年10月号
「コミテ・アレーナ(COMITÊ ARENA)」は、格闘ゲームのファンには目が離せないブラジル最大の格闘ゲーム大会です。今年も8月23日から25日までサンパウロ市のニッケイパラセホテルで開催され、約1,000人がブラジル全土のみならずアルゼンチン、コロンビア、チリからも来場し、熱戦が繰り広げられました。 同イベントを組織するスタッフの一人が自らもプレーヤーとして参加している村山英二マークさん(43歳、ムラサン健康食品社長)です。主催者のパブロ・ロペスさん(42歳、ボリビアの
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「Nomo」&「Petras Greek Taverna」 さんぱうろぐるめをっちゃー 宮本碧 月刊ピンドラーマ2024年10月号
Nomo 住所 : R. Dr. Virgílio de Carvalho Pinto, 137 - Pinheiros, Tel:(11) 3898-5890 Instagram:@nomogamia 打ちっぱなしコンクリートとガラスでできたミニマリストのレストランの外観と素材を活かした一見シンプルに見えるが、ソースに凝った味わい深い料理。一皿目が来た時に繰り返し訪れたいレストランだと直感した。サンパウロでは数多くのレストランを訪れているが、一回行けば満足するところが多
リマ・バヘット(作家・ジャーナリスト 1881-1922) ブラジル版百人一語 岸和田仁 月刊ピンドラーマ2024年10月号
今時の日本で流行っているテレビ番組風に意訳すれば、「ブラジルとは公金というオイシイ食べ物のデカ盛りハンターがうようよしている国家」とでもなろうか。確かに、ブラジルは昔も今も、軍政時代も、民政復帰してからも、公職について権力を乱用できるようになると、政治家は公金を横領するノウハウを“技術発展”してきた。右翼であれ、左翼であれ、中道であれ、いずれも金額の大小はあっても、公金ドロボーの歴史はしっかりと繰り返されてきた。 冒頭の、ブラジルは公金ドロボー国家だ、との明快な一文は、作家
「ファンキの日」を政府が承認!体操ヘベッカ・アンドラージが2大会連続ファンキ楽曲で五輪メダル獲得! ブラジル文化研究室 島田愛加 月刊ピンドラーマ2024年9月号
今から約15年前、私はボサノヴァに夢中だった。歌詞の意味はわからないが、安静時の鼓動のような2拍子の上に不規則に揺れるメロディが心地よい。この想いを誰かと共有したく、勇気を出して東京のブラジル音楽愛好家コミュニティに顔を出した。しかし、そこで「本国でボサノヴァはもう懐メロですよ」と言われ愕然とした。こんなに素晴らしい音楽がもう聴かれていないのなら、ブラジルでは何が聴かれているのだろう。それ以来ブラジルと名の付くもの全てに興味をもつようになったのが、私のブラジル研究のはじまりだ