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「共有したい」と思える人がいること。

「共有したい」と思える人がいることは、
幸せ
だ。

私は「幸せ」とはなんですか?と言われたら、
「人と共に感情を共有して生きること」
と応えると思う。

嬉しい、楽しいことはプラスな気持ちが倍増し、
悲しい、悔しいことは半分こすることができる。
綺麗な景色を見つけると、この感動を自分だけの
ものにするのはもったいない気がして、
共有したくなる。

そして、自分一人の中に感情を留めているよりも
違うことも、同じことも
人と共有することによってその気持ちが活きる
気がするのだ。

あと、私は好きなものを共有することも、好き。

人の欲しいものや好きなものを覚えておいて、
ふとした時にプレゼントしたり、会話に持ち出すと人は嬉しい、という話よく耳にするけれど、
私も誰かの好きなものを見つけると、
その場で写真を撮って送りたくなるタイプ。

なによりも、その後の相手の反応や、
相手が好きなもので幸せな気持ちになってくれる
のが、私も嬉しい。

これまで、私はそうして共有する側のことが
多かったけれど、
1月24日の川島如恵留くんのブログ「#のえまる」
を読んで、幸せな気持ちをお裾分けしてもらった。

23日のブログには、

たまたま立ち寄ったコンビニに
ずっと探してたウエハースチョコがあって、
キラキラシールで推しが出るかなぁ!
楽しみ!嬉しい!

って伝えてくれていて、ほっこりした。

そして、24日は

推しのキラキラシールがいくつもある種類の
中からでた!運命だ!
と嬉しさを共有したいブログ〜☺️

って終始ハイテンションで、
私までなんだか嬉しくなった。

何より、嬉しさを共有したいと思って、
共有してくれることが幸せだなぁと心が温かく
なった。

そして、改めてのえまるを読み返すと、
22日には「この喜びを貴方と共有したい!」
25日も「この感動を貴方と共有したいの!」
と、画面越しに如恵留くんの文章を受け取る
ファンを想い、誰でもない「貴方と」共有したい
と綴ってくれている文がたくさん散りばめられていた。

きっと、今まで気がつかなかったけれど、
普段からこの言葉を如恵留くんは使っているんだろうな。
そして、如恵留くんも、
感情を人と共に共有する幸せを知っていて、
如恵留くんのことだから、
たくさんの人を想って、いろんなことを考えて
意図してこの言葉を使っているんだろうな。

そういえば、如恵留くんはいつも
嬉しいも、もやもやも、
自分のいろんな感情をブログを通して伝えてくれる。
そして、それが「如恵留くんも、こんな気持ちに
なることがあるんだ」「私も頑張ろう」
ってたくさんの人に力を分け与えている。

なんだか嬉しいな。
そして、やっぱり素敵だ。私もそうありたいな。

そういえば、自分がボランティア一年目の時は
ラストイヤーの先輩と、よく綺麗な景色をLINEで
送り合っていたな。

その先輩は、私が送るといつも写真を送り返して
くれていた。

その人がいま見える景色を
わざわざ写真を撮って私に共有してくれる、
私だけを想って時間や手間をかけてくれている
ことが、ささやかだけどいつもとても嬉しかった。

嬉しいことがあった時、悲しいことがあった時、
綺麗な景色を見た時。
「共有したい」と頭に思い浮かぶ人がいることが
すごく幸せ
なことだな。

明日は私から見える夕焼けを、
いまはドイツにいる先輩に久しぶりに送ってみよう。

〈1336文字〉

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