フィンランド🇫🇮で作るシナモンロール※レシピ有り
シナモンロールを作ってみた話
フィンランドのシナモンロール
フィンランドのシナモンロールはコルヴァプースティ(korvapuusti)と呼ばれていて、ひっぱたいた耳という意味です。形が耳っぽいからと言われてますが確かな事はフィンランド人もよく知らないそうです。。
普段は買っているのですがたまには作ろうかなと、思い立ち久しぶりにシナモンロールを作ってみました。
ずぼらな人間なので行き当たりばったりです。
完成したものの…
コレは1番、それっぽくできたやつです。
妙に細長い。。
苦し紛れな形をしていますが、味はちゃんとフィンランドのシナモンロールです。
シナモンとカルダモンの香りがするパンが出来ればそれでもう成功です?!
パンの形は、ほんとはもう少し横幅が欲しかったけど、しっかり伸ばしてなかったからロールしたら分厚くなり、縦長に切ったら、焼き上がった時に伝統的な形にあんまりならなかった。。
横にも大きく切って、大きなサイズにしても良かったかな。。
でも耳といえば耳っぽいのができました!
味は美味しく出来ましたよ、というか簡単なので失敗しないです!(形は失敗したくせして)
シナモンロール作りにレッツトライ!
うちはパンをよく作る家ではないので、汎用的にピザ用の粉を使ってます。ここからしてニワカのパン作りな気がしますが、これはこれで軽くて食べやすいパンができます。
使う材料
ちなみに私が使った分量は以下です(15〜17個分)
生地の材料をまぜる
ボールに人肌にあたためたミルクとイーストを溶かして入れて、カルダモンも入れます。そこにちょっとづつ小麦粉を加えていきます。小麦粉を全部入れたら、よく水分が行き渡ったなと思ったらバターを加えてさらに混ぜてこねます。
こねているとカルダモンの香りがしてとても癒されます。
生地を醗酵させる
ボールの上に布巾をかけて風通しのないキッチンの片隅においておきます。
倍くらいの大きさに膨らむと良いです。
40分くらい置いた気がします。
最後、なかなか膨らまなくて一度50度くらいにあげて少し冷ました暖かいオーブンにしばらく入れました。
パンを伸ばす
醗酵がおわったら清潔な台に出して長方形に伸ばしていきます。
あとで巻いていくので厚すぎない方が良いです(わたしは伸ばしが足りなかったので。。)
フィリングをのせる
フィリング用のバターを熱すぎない程度にドロドロに溶かして生地の表面に塗ります。
そのあと、砂糖にシナモンをよくまぜたら振りかけていきます。
写真より、もう少し満遍なくかけてください!笑
私はスプーンでやったけどムラムラすぎて、ふるいでもう少しキレイにかけたら良かったな〜。
または、もう少し多くかけても良かった。
生地をまきまきロールする
生地の長い方を下から巻いていきます。解けないよう隙間なく巻いていきます。
生地を三角に切り分ける
巻いた生地をキレイな△の形になるように交互に斜めに切っていきます。
正三角形を目指します。
この時、生地が分厚いと以下のように縦長に切るしかなくなるので、しっかりと伸ばしておきましょう!
以下のは、悪い例ですよ。
きっと悪い例を見せるため伸ばせてなかったんですよ。泣
伝統的なスタイルに成型する
ここがフィンランドシナモンロールぽい工程です。
三角生地の真ん中を指でギュッと押していくと、左右に巻き目が盛り上がって、よくある形を作り出していきます。
下の写真の生地は長細すぎてはみ出る生地がありません。笑
ここが1番楽しいところなのに残念すぎる!
指で押してる生地の真上にあるものはよく出来ています。
飾りつけ
成型ができたら、卵液を表面に塗って、粒のデカい砂糖をかけていきます。
無かったらグラニュー糖でもよいです。あればアーモンドパウダーも良いです。
焼きます
225度のオーブンで10分程度焼きます。この辺はお好みの温度や加減ででも良いかと思います。
完成!
上の段は比較的よく出来たもの。
下の段は長細い生地のパンで、お猿の片耳みたいな形になりました!
よくある形じゃないけどコレはコレで美味しそう。
ピクニックにも最適なスナックに
フィンランドの森に散策に行って小腹が空いた時、ちょっと取り出してみたパンが手作りのシナモンロールって、なんかフィンランド感があって、ふふってなりました。
格別に美味しかったです!
そうなると、やらずにはいられないマギー四郎。
日本にいてもフィンランドの味
作るのちょっと面倒だな、、という方は、
関東だとフィンランドのカフェ、ロバーツコーヒーがいくつかあってお店で楽しめるほか、関東以外からもオンラインでフィンランドのレシピで作ったシナモンロールが買えるのでぜひお試しください!