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ヘルシンキ🇫🇮でテキスタイルを見て世界のフードを楽しんでビールを飲んだ休日

というわけで今回は、フィンランドで暮らすとある日本人妻とフィンランド夫の休日を綴る日記。
ヘルシンキ大聖堂前の広場で世界のグルメが楽しめるマーケットが開催されているので行ってみよう、という話になり、ついでに街をぷらぷらしてきました。

家でのんびりしすぎてしまい出発出来たのは14時。
最近は日も短くなってきたので早く外出したいとの気持ちはあるのですが、うちはどんくさマイペースコンビなのでどうしようもありません。

ヨーロッパ中のテキスタイルが集まる「EUROKANGAS」

14時半くらいにヘルシンキ大聖堂の近くに到着し、最初にやってきたのは布地のお店。
カーテンを新調したいとダンナと話していて、生地を見に行こうと話していたのでした。
フィンランドの冬はすぐ暗くなるのでカーテンを閉める時間が長いし、見ていて暮らしが楽しくなる生地が欲しいな。

ブルーの看板がめじるし

このEurokangas(ユーロカンガス)はヨーロッパのファブリックという意味で、その名の通り主にヨーロッパの布地が集まるお店です。
フィンランド国内の生地ももちろんたくさんあります。

カーテンやソファなど家具用だけでなく、服やタオルなどの布も好きな大きさで購入できます。

色とりどりの生地がたくさん
シンプルで肌触りの良い生地
キッズ向けだけどかわいくてテンションがあがる!ムーミンもあるよ
アジア柄の生地もちらほら
わんちゃんのいるご家庭におススメの掃除がしやすく丈夫な生地
お買い得商品コーナーもかわいいものが多くて嬉しい。ウールやフェイクファーのブランケットのような生地もあって冬に使えそう
暖かみがあって冬に良さそう
大阪のおばちゃんコーナー!
なぜかフィンガーフードとドリンクが。
広い店内

ここで布を購入すると加工もお願いできるようです。

生地を購入すると加工してくれるのはありがたい

生地を見ているとお店のスタッフさんに声をかけられ、店内を簡単に説明してくれました。
「こちらがコットンのコーナー、あちらが化繊のコーナー、そちらがマリメッコのコーナーです。」

マリメッコっていつから素材の一部になったんだっけ、と顔を見合わせるわたしたちなのでした。
マリメッコの主張が強いのがフィンランドぽい。

マリメッココーナー。たくさんあるけどマリメッコのお店自体に行く方がもっと種類がありそうだな
お馴染みのウニッコ柄もたくさん

今回は購入するものを決め切りませんでしたが、マリメッコやフィンレイソンのお店などもまだちゃんと見てないし、色々生地探しの探検したいと思います。

世界のグルメが集うイベント「International Grand Markets」

ヘルシンキの広場で年に数回開かれているマーケットで、主にヨーロッパの各国から選りすぐりのグルメか集まります。
インターナショナル・グランド・マーケット(Kansainväliset Suurmarkkinat)は、2024年の秋はヘルシンキ大聖堂前の元老院広場で、9月の18日から22日までの開催です。
クリスマスシーズンにも開催されているようです。

大きなマーケットの看板

大聖堂に到着するとたくさんの国旗がたなびくテントがたくさん集まりお客さんもいっぱい!
良い匂いも漂っています。
以下にマーケットの様子の一部を写真でご紹介します。

大賑わいのマーケット
フィンランドの旬のキノコもたくさん
フィンランドのサーモンや小魚のストリートフード
フランスのヌガーに集うハチさん
ドイツのプレッツェル。この場で生地からこねて焼いていて香ばしい香りが広がります
青いラン。こんなのあったっけ
タイ?の鶏肉とカシューナッツ炒め
スイスのチーズ、試食をもらったけどクリーミーで美味しかった
フィンランドの北部地方、ラップランドのコーナー。鹿肉の料理もあります
マーケットのフードを大聖堂の階段で食べる人たち
アメリカコーナー
デコデコモリモリのアメリカンドーナツ
フィンランドといえば(?)のびーるソーセージ焼き棒。
ハンガリーのぐるぐるチュロス
各国の旗がはためく
イタリアのお菓子がたくさん
オーストラリアのバーベキュー。カンガルーやワニのお肉も食べられるよ
イギリスのファッジは大人気
フィッシュ&チップス
イギリスのコートガードもいるよ
空に浮かぶプレッツェルとワッフル
イギリスの紅茶たち
こっちもイギリスの、、ってイギリスの写真が多いな。何も買ってないけど
イギリスのティーカップ(シメ)

今回買ったもの、食べたもの

散々迷って、フィンランドのSaslik(サスリク)というチキンのバーベキューと、ベルギーのワッフルをいただきました。

左がサスリク、右がイチゴのワッフル

サスリクはもともとは中央アジアの串焼きのケバブがロシアに渡り、旧ソ連に属していたフィンランドやウクライナなどにまで広がって定着したバーベキューです。
あんまり食べる機会もないので、インターナショナルなイベントに来ましたがあえて選んでみました!
ガーリックとレモン、なにかのハーブの香りがしてとても美味しかったです。

炭焼きの香ばしさとハーブの香りがする
チキン、ポーク、ラムがあります。本当はラムが食べたかったけど売り切れでした
スモーキーなお肉の香りがあたりに漂い釣られた人たちで大行列ができていました

ベルギーワッフルはイチゴ乗せでホワイトチョコをかけてもらいました!
サクサクで程よく甘くて美味しかったです。
もうこの時期はスーパーでフィンランドのいちごはほとんど手に入らないから、これがこの夏最後のフレッシュいちごかなぁ。

イチゴと白い大聖堂が映えます
ワッフルのトッピングも色々でどれも美味しそう

天気も良いし炭火で焼いたお肉も美味しいし、ビールが飲みたい!と思ったのですが、このイベントではお酒の販売は禁止だったようで我慢、我慢。
アルコールの取扱いが厳格なフィンランドあるあるです。
どうしてもビールが飲みたくなってしまい、この後、クラフトビールのお店に行くことに。
イタリアやスペイン、フランスにドイツの出店もあるのにワインやビールが飲めないなんて勿体なさすぎる!

そしてイタリアのブースで見つけたコッパハム(豚の首や肩のハム)とバルサミコをお土産に購入
屈強なマッチョなイタリア人のおじさんがハムを包みながら、「料理って普段する方かい?」と聞いてくるので、そりゃそうだろ(?)と頷くと、「コレ、プレゼントするから使ってみな」とチーズをくれました!ラッキー!

買ってきたハムとバルサミコ、いただいたチーズ
お店の様子
コッパハムに一目惚れ

クラシックでくつろぎの空間が広がるビアハウス「KAISLA」

ヘルシンキ大聖堂から徒歩5分くらいにあるビアハウスKAISLA(カイスラ)。
お店の前ですでに何人かのお客さんが気持ち良さそうにビールを飲んでいます。

お店の外観

中に入ると落ち着いた色調の空間が広がっています。思ったより広くて隣の人との距離もしっかりあるので気兼ねなく会話やお酒を楽しめます。
ここで醸造しているビールもあります。

テイスティングフライトは4種各100mlで€11.2
ライトなものから順にいただきます。ビールはお店で醸造しているものもあります。
広々とした店内
無料なのか分かりませんが、充電サービスもあります

その他のヘルシンキ大聖堂近くのクラフトビールハウス

今回は行きませんでしたが、ヘルシンキ大聖堂からもヘルシンキ港からも徒歩1〜2分くらいで行けるBryggeri Brewhouseもお店で醸造したビールをドラフトで楽しめるオススメビアハウスです。
雰囲気はモダンでカジュアルでガーデンもあります。
Bryggeriはスオメンリンナ島にもあるのでお近くに来たらぜひ行ってみてください。

お店からヘルシンキ大聖堂が見えます

フィンランド一のお酒の品揃え?!「ALKO KAMPPI」

ビールでほろ酔いになったらカンピ地区にあるAlko(フィンランドで8%以上のお酒が唯一買えるお酒チェーン店)へ。
カンピに着いたらすでに時刻は17時45分。。
この日は土曜日でAlkoが18時閉店なの忘れかけていて急いでお店へ向かいます。

Alkoの中でも特に売っているお酒の質やバラエティに富んでいるのは、ストックマン地下のAlkoか、このカンピのAlkoかと私は思っています。
買ってきたハムやバルサミコに合わせてシャンパーニュやイタリアのワインを買いました!
お店を出たら17時56分。。
ギリギリ間に合いました。
(そして日曜はAlkoは全店お休みです)

おわりに

Alkoを出てスーパーでお買い物をしたら帰宅。
晩御飯の前にマーケットで買ったハムを試食で炙って食べたら、ウマすぎてウズウズしてしまい、ハムを追い炙りして買ってきたシャンパーニュで乾杯!

ハムを炙ってシャンパーニュといただきます!うますぎ!

ダラダラして終わる日もあるけど、それはそれで楽しくて、
イベントに合わせてお出かけして、その場の思いつきで色々新しいイベントを作っていく休日も楽しいです。

これからもそんな日をスクラップしたく、取り留めもなく綴っていけたらと思います。

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