PIKO TOWN CLUB

小さな町でPIKOTOWNという場所を毎日つくっています。 その中で生まれた疑問や違和…

PIKO TOWN CLUB

小さな町でPIKOTOWNという場所を毎日つくっています。 その中で生まれた疑問や違和感をchatGPTと話しをして、そこで見つけた発見をエッセイとしてまとめています。

最近の記事

ユニバーサルネイティブという考え方

最近、僕は少し政治的な動きに関わる機会があった。その中で、地域や国に対する愛着という価値観に対して、大きな違いを感じる瞬間があった。多くの人々にとって、地域や国への愛着はアイデンティティの中心であり、当然のように尊重されるものだ。だけど、僕はそうした愛着とは異なる別の軸が存在することに気づいた。それは、地域や国に限定されず、もっと広い視野を持ち、地球全体とのつながりを重視する価値観だ。 この気づきは、僕がメタ的に物事を捉える中で徐々に明確になっていった。従来の地域愛や国への

    • 使命感のすゝめ

      朝、雨が降る中で、僕はお店のことをどうしようかと考えながら、結局何も行動に移せず、ただだらだらと過ごしていた。やるべきことは頭では分かっているけれど、体が動かない。最近、そんな「変わりたいのに変われない」という感覚を抱えている人が多いと感じている。実際、今日の僕自身がまさにそうだった。 僕たちはよく「変わりたい」と思う一方で、どこかでそれを拒んでいる。変えなければいけない部分があるのはわかっているのに、なぜか行動できない。そう感じるとき、僕たちの中には「魂」と「心」という2

      • 政治のコストと議論の本質

        僕は最近、政治に関連した勉強会に参加している。最初は、特に深く関わるつもりはなく、遊び半分で参加していた。自分にとって負担になることはないだろうと考えていたし、どこか引いた目線で議論に参加していた。それでも、学ぶことがあるだろうと期待していた。 ある日、軽い気持ちで「議員さんに提出する請願書を書くよ」と発言した。僕にとっては大したことではなく、簡単に片付けられる作業だと思っていた。しかし、周りの反応は予想以上だった。次々と意見が飛び交い、気づけば僕の発言をきっかけに、僕自身

        • 不確かさと向き合う場所として

          僕は、小さな町でピコタウンという場所を運営している。もともと古い商店だったこの場所を改装して、今では大きな本棚やバーカウンター、多くの席を設けた空間になった。ピコタウンは、お店のようでお店ではなく、家のようで家でもない。その曖昧さが、この場所の特徴であり、僕自身が日々考えさせられるテーマでもある。不確かさや曖昧さを感じるこの場所で、僕は人々とどうつながり、どのようにこの場所を成長させていくのかを模索している。 ピコタウンを訪れる人は、外から見て何をしている場所なのか分からな

        ユニバーサルネイティブという考え方

          対立のデザインとしての政治:統廃合を巡る対話から感じたこと

          昨日、町の小学校が統廃合されるという件で、町民の有志たちが集まる勉強会に参加した。普段こういった会に顔を出すことは少ないが、今回は知り合いが開催したこともあり、足を運んだ。しかし、会場に入った瞬間に感じたのは、期待していた「勉強会」とは異なる、感情的に硬い空気だった。怒り、悲しみ、そして混乱がその場を支配していて、対話というよりも、感情の発散の場になっているように感じた。 もちろん、統廃合という問題が感情を揺さぶるのは理解できる。長年地域に根付いてきた小学校が消えるという現

          対立のデザインとしての政治:統廃合を巡る対話から感じたこと

          エリアアーキテクトの設計思想

          僕の設計思想の根幹にあるのは「自由であれ」という理念だ。これは、1/1のスケールで考えることで、気に入らなければ何度でも作り直せばいいという考え方を指している。自由に試行錯誤しながら、必要な変化を柔軟に取り入れていくことが重要だ。そして、材料においても「ありものを使う」というアプローチを大切にしている。すでに手元にあるものをどう活かし、どのように形にするか。それこそが創造の出発点であり、その過程で「人を信じる」ことが重要な要素となる。 人を信じるということは、一緒に作り上げ

          エリアアーキテクトの設計思想

          なぜ人は街を作ろうとしないのか?

          朝、目が覚めて、ソファーに寝転がったまま、まだ少し体を起こそうとしている時だった。頭がぼんやりしている中で、なんとなく手に取った携帯でLINEの動画を見ていた。その動画には、開発が途中で止まってしまったニュータウンが映し出されていた。そこには一応人が住んでいるものの、街としての活気が感じられない。まるで、住宅地としては機能しているけれど、「街」とは言い難い場所だ。 この光景を見て、僕は改めて考えた。「なぜ、人は街を作ろうとしないんだろう?」僕たちは、ただ住む場所を作っている

          なぜ人は街を作ろうとしないのか?

          変わりゆく文化と小さな実験: 朝の「事務喫茶」から考える

          今日は、朝7時から10時までピコタウンの店舗で「朝事務喫茶」という名の小さなイベントを開催した。主な目的は、僕自身が事務作業をしたいという理由で、ついでに来る人がいればコーヒーを提供するというシンプルなものだった。昨日の夜、インスタに「明日朝7時から10時まで朝事務喫茶やります。参加費はコーヒー付きで300円です」と投稿したけれど、誰も来ないだろうと思いながらもやってみることにした。時刻は今7時43分。コーヒーを入れて待っているが、予想通り今のところ誰も来ていない。 昨日、

          変わりゆく文化と小さな実験: 朝の「事務喫茶」から考える