見出し画像

20240830 出るぞ新刊!呼べよ、嵐! 蛯原テトラの初長編小説「月鱗のナツキ」は、文学フリマ大阪12で初お披露目だああああ!!一冊352ページ!厚ういッ!!説明不要ッ!!いや、説明は必要なので、ここでやります。

どうも、台風10号が通り過ぎた後の宮崎県からお送りします。蛯原です。

タイトルにあるように、自費出版で本を出します!
わー、ぱちぱち!!
普段は短編の公募に挑戦していることが多い蛯原ですが、今回の「月鱗のナツキ」は16万字、352ページの長編となっております!


表紙は枯曇けい様にお願いしました!美麗!


告知画像はあだん堂様につくっていただきました!

自分で言うのもなんですが、気合いの入った一冊となっております…!
世知辛い話、売れないと大赤字となってしまいますので、少しでも手に取っていただけるように、ここで今作のセールスポイントを紹介しておきます!


セールスポイントその① 男の娘×男のバディもの!

 表紙に登場しているキャラクターが今作の主役です。
 腰に手を当てて仁王立ちする「ナツキ」。
 ネクタイの位置を整えている「秋人」。
 この二人がコンビを組んで問題解決に奔走する今作。長い黒髪をなびかせてセーラー服を身に纏う主人公の「ナツキ」は、異性装の美少年。いわゆる「男の娘(おとこのこ)」となっております……!
 商業作品ではあまりお目にかからない組み合わせですが、いい感じに仕上がっていると思いますので、男の娘好きの方も、そうでない方も、凸凹な二人のバディ感を楽しんでいただけると思います!

セールスポイントその② 4つの短編からなる連作小説!

 16万字越えの「月鱗のナツキ」、ちょっとした時間に読むには少し重たいかな~と思う方もいらっしゃるかもしれません。
 しかし、ご安心を!
 今作は四つの短編からなる連作となっており、分かりやすく区切りがありますので、小休止しながら読み進めることができます!
 各話のサブタイトルは以下のとおり!

 第一話「夢の帆船」
 第二話「眇(すがめ)」
 第三話「穿山甲」
 最終話「二つの月」
 
 ……どうでしょう。ワクワクするサブタイじゃないですか?
 一応、それぞれ独立した短編としてある程度読めるように書いております。ただ、順番通り読んでもらえば、なおのこと楽しめると思います!

セールスポイントその③ みんな大好き、民俗ホラー要素!バトルもあるよ!

 人里離れた奥深く、閉ざされた村で人知れず行われる謎の祭祀……。
 ホラー好きのみならず、幅広い世代に根強い人気を誇る民俗ホラー。
 今作においても、そういった雰囲気が漂うお話をご用意しています!
 
 それに加え、今作ではいわゆる「バトル要素」が含まれているのも特徴です。マーシャルアーツでバッタバッタと怪異をなぎ倒す!……という感じではないのですが、ちょうどいい塩梅のアクション具合になっていると思いますので、ぜひ内容を見ていただけると幸いです。
 作者個人は「得体のしれない存在たちの理(ことわり)は、およそ人には理解できない」という畏怖の姿勢を持った作品が好みです。そういった雰囲気を醸し出せていたらいいなぁと思います。

セールスポイントその④ 下地にあるのはクトゥルフ神話体系!けど、知らなくたって大丈夫!

 PR画像にも記載してあるのように、今作はハワード・P・ラヴクラフトが創造した作品世界に連なる「クトゥルフ神話体系」を物語の下地に据えております。
 ただ、カクヨムで掲載していた初期版から書籍版にブラッシュアップするにあたって「クトゥルフ神話を知らなくても物語を楽しめるように」という点に注力して、あだん堂さんに編集を加えていただいております。
 なので専門の用語などはあまり出てきません。神話生物や異形の存在の名称を知らなくても楽しめる一方、その特徴を知っていればなおのこと作品世界に深くリーチできるようディレクションしてあります。
 
 作者自身、クトゥルフ神話というものを知るきっかけになったのは、ニコニコ動画で配信されていた「クトゥルフTRPGのリプレイ動画」でした。そこから様々な作品を手に取り、原典であるラヴクラフトの傑作集にまで至りました。どんなコンテンツであっても、はじめはみんなライトユーザーです。「クトゥルフ神話体系を、楽しみながら知っていただく」。それが達成出来れば、この作品の試みは成功したといえるかもしれません。

BOOTHでの販売について

 いかがだったでしょうか…?
 この記事で、少しでも「月鱗のナツキ」に興味を持っていただけたら幸いです。
 タイトルにもありますように、今作は文学フリマ大阪12が初のお披露目となります。イベント終了後は、BOOTHでのネット販売を行う予定です。
 まだ購入の手続きをすることはできませんが、リンクを貼り付けておきます。イベント当日に参加できないよ、という方は、それ以降にBOOTHを方をご利用ください。
 こちらは別途送料などがかかってしまいます。ご了承ください。

海老書房 - BOOTH

最後に…

 最後になります。
 読んでいただいた方に楽しんでいただけるよう、作者としては渾身の力を込めております。絶対に損はさせない!そういう覚悟で作った今作です。
 予算の都合上、紙の書籍は限定販売となります。
 何卒、手に取っていただけますよう、よろしくお願いいたします!!

 蛯原テトラ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集