人生やり直せるリセットボタン押す?
これは古田実先生の僕といっしょという漫画のセリフだ。
この漫画は家出少年、孤児、自殺、シンナー中毒、家庭崩壊などのキーワードは出るものの主体となるのはギャグ漫画に位置づけされる。
どうしようもない内容の中に"それでも人は生きる"事を教えてくれる。
辛くなった時この漫画見て何度も「押す」と思いました。
よくあるセリフかもしれませんが人は本当に嫌な事が起きると漠然と思う。
やり直せるならやり直したいと。いっそのこと母親の子宮からやり直したいと。
親に殴られて目の中に指が入り、あと数センチズレてたら目の骨骨折してた時や(翌日腫れ上がり眼帯して登校)、バイトから帰ってきた時にダイニングテーブルがひっくり返ってて壁や床に味噌汁やらおかずが飛び散った跡を見た時「何だこれ、人生やりなおすボタン押してぇ~こんな現実見たくねぇ~」っと思ったり。どこで人生間違えたのかと聞きたくなる。
最近は思うことが少なくなりましたが、20代の頃は他人が羨ましく思うことが多かった。
「楽しそうで、幸せそうでいいな」っと。
これには誤りがある。生まれ持った勝ち組は確かにいる。しかし、大抵の人が多かれ少なかれ人には言えない闇や悩みを持っている。それを表面化していないだけの話である。隣の芝生は青いとよく言うがまさにそれであり、その人の人生を何も知らないで言うのが人間だ。知らないのにその人は何不自由なくきっと幸せに生きていたんだと思ってしまうのだ。
答えの出ない迷路だ。どうあがいても正しい出口には出れない。
やり直しが聞くなら何度だってリセットボタンを押して最高の自分の一生を過ごしたい。現実はそこに関わる人間・環境によって左右される。
しかし欲深い人間なので今の思考・意識はそのままにしておきたいと思うのだ。
そのまま別な人生を楽しみたいと思う。何故って?
この今の状態の思考なら状況・環境さえ違えば上手く利用出来るから。
人生ってなんだろう?分からない。楽しい時もあるけど、その分辛い事も多々ある。
だから心の中でリセットボタンを何度も押す。時間を元に戻すことは出来ないけれど、新しくすることは出来る。
「悩みがなさそうでいいよね」
そんな事言う奴等に言う。
お前が何を知っているんだ
っと。
他人軸で生きてきた貴方様、自分軸で生きていいのです。そこに思いやりと優しさがあれば手を伸ばせば助けてくれる人はたくさんいます。
冒頭に戻る。人生やり直せるリセットボタンは現実にはない。矛盾は生じるが無いのがリアルだ。
その分私達は幸せになる権利はある。
それは何時なのかは分からない。明日かも知れないし、1年後かもしれない。
もし辛い事が起きたら自分の中でリセットをしよう。人生・恋愛・金・人間関係・仕事いろいろある。変えられるのは自分次第!
答えは自分が持っている。認めたくないだけで実は気づいています。核は心の中にある。
生きてる限り時間は戻せないがやり直しはできる!
大丈夫。
では、また明日。