ろんぐろんぐ
長い。とにかく一日が長い。それなのにあっという間に朝が来る。
ホットサンドを乗せた皿を左手で持って右手でホットサンドをつかんで食べる。コートを脱がない。出てきたコーヒーをひと口も飲まずにミルクと砂糖をぶち込む。美味しいも美味しくないも言えない。待てない。声が大きい。こういう人を貧しいというのだろう。そして貧しさはDNAをつたっていく。
カフェというのはある意味時間を切り売りする場所でもある。私が練習をする時間も売り物である。好むと好まざるにかかわらず、そういうものなのだ。
おやすみ、私の時間。おはよう、私の一日。
20240219