役割の持つチカラ
息子を小さい頃から連れて行っている地域のイベントがある。
大人向けのトークイベントではあるけれど、子連れも許容してくれて、小さい頃は会場の後ろの方で遊ばせながら参加させてもらっていた。
いまでは、小学校高学年になり、自分から「次はいつ?」「お手伝いしていい?」と一人の参加者になってトークもきくようになり、私が知り合ってない大人といつの間にか仲良くなっていて驚かされる。
先月からとうとう息子はインターンとして、正式にお手伝いを任されることになった。
「正式に」役割を与えられたことが嬉しかったのか、イベントに参加している小さな子のお世話をしたり、お手洗いを案内したり、参加者の人たちが心地よく過ごせるように機転をきかして働いていた。
こんなことができるのも、寛容な地域のみなさんのおかげ。
みんなに育ててもらっていてありがたいなぁ。
PIECESが目指す未来は、子どもたちが孤立せず、優しい間が溢れる未来。
他者や背景への想像力、尊重し合うコミュニケーションなど、私たち一人ひとりが優しい間をつむぐ市民性を発揮していくことで、子どもの孤立は解消されていくと信じています。
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