国境を超える気遣いの声 #市民性みっけ #10
PIECESメイトのりょうさんがみつけた「市民性」
新年を迎えるとともに突然訪れた、能登半島地震。
多くの悲しみが募りますが、そんな中で震災発生後にすぐ届いた海外の方からのメッセージ。それは、仕事で付き合う方々からの日本の状況を心配するものでした。
“I am sorry to hear about the powerful earthquake in Japan, I hope you and your beloved are all fine.”
“I wish your country would pass this situation and wish you safety.”
今回の地震を受けて、癒えない傷は数多くありますが、こうして気遣いを向けてくれている方が海外にも多くいることにとても感謝しています。
いつの時代も世界は災害や紛争を経験しています。そしてそこには傷ついてきた市民の生活があります。その全てを一気に解決することは確かに難しいかもしれません。
それでも、きっと世界はよくなっているという希望を持って生きていきたいと私は思います。
そして、そこに生きる人々の生活に思いを馳せて、自分自身がこの地でできる歩みを進めていきたい、と改めて。
#私がメイトになった理由
PIECESの活動をまずは私自身が積極的に応援し、市民性が世の中にもっと溢れていくようなキッカケを作りたい!と思ったためです。
現代社会で重要ながらしばしば見過ごされがちな“市民性”という社会のエッセンスを私自身もとても尊重しています。
私にとっての市民性は、私たちの街に生きるあらゆる人々を大切な仲間として尊重しようとするチャレンジそのもの。
市民性を育むことは、特定の専門家に任せるだけの話ではありません。
街に暮らす私たち一人ひとりが関わることで広がっていくものです。そこで、共感する多くの方々に寄付というものを通じてこの取り組みに参加してもらい、市民性を育む輪を一緒に大きくしていけたら嬉しいです。
現在、私はプロボノ活動としても「メイト」の輪を広げる取り組みに力を注いでいますが、市民性の輪が今後さらに大きくなることを願っています。
ーなぜ私たちは市民性を照らし続けるのかー
PIECESでは2月29日に、オンライントークセッションを開催します。
トークイベントでは、2016年の創業時から活動を続けてきた小澤いぶきと斎典道、理事として参画くださっている 小野田峻氏、荻原国啓氏とともに、「なぜ私たちは市民性を照らし続けるのか」を改めて問い直し、PIECESのあり方やこれからのひろがりについてお話しします。
「市民性」が大事っていうけど、それって例えばどういうことなの?
すぐそばにある痛みや悲しみに「市民性」は役に立つの?
暮らしの中での振る舞いだけでは、世界で起きている困難の解決には繋がらないのでは?
なんだか良いことだとは思うけど、理解が難しい。
より善く生きたいとは思うけど、なかなか難しい。
いままで関心を寄せて出会ってくださったみなさまに、ご参加いただけるとうれしいです。
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