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コンテンツ力がすごい【第2回 鹿児島『学び合い』の会】
鹿児島『学び合い』の会に参加しました。
全体にコンテンツ力が凄まじい一日でした。
午前
午前中はIB×『学び合い』のテーマに基づき、新名主さん、鈴木さん、桐生さんがクロストークをする時間を中心に構成されていました。
国際バカロレアについては浅い理解しかありませんが、お三方の言葉からその実践の姿や『』との親和性について考えを巡らせます。
鈴木さんのTPチャートの「理念」「方針」「方法」という構成の説明と、桐生さんの「学習指導要領」「IB」『学び合い』という話の構造がクロスした印象があります。
そして教育方法ではない、教師としての在り方の御三方にも刺激を受けます。
新名主さんがもともと教員でなかったところからキャリアをスタートしたところ、鈴木さんが私立学校の教員へと転身したところ、桐生さんのJICA時代のザンビア経験。
いずれも複数のキャリア経験のある経歴をお持ちの方で、IBと『学び合い』という共通因数をお持ちなのが面白いです。
そんな観点からも私にとってはお三方のお話自体がキラーコンテンツでした。
午後
午後は『奈良の会』秋田さんによる話題提供&ワークと上白石先生とのトークセッション。
秋田さんの話題提供では「アウトプットに課題がある」と始まりましたが、『』と自由進度学習についてマトリクスに整理して提示されるなど、自身の中の概念を整理する時間になりました。
ワークではあえてフリートークとせず、プロジェクトチューニングの手順に沿ったことで、参加者同士で深層まで深掘りして課題意識を共有できた感がありました。
上白石さんからはその後の一年や、現在もベースになっている教育観についてお聞きしました。
こちらはまだまだお聞きしたかったところでもありますが、また次のタイミングを伺おうと思います。
特に「自由の相互承認」を題材とした道徳が刺激的でした。
割と直前まで行くかどうか思案していましたが、来てよかったとちゃんとなるのが『学び合い』の会だなとも思います。
主催の新名主さんに感謝しつつ、次に向かいたいと思います。