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生まれ変わってもまた私の息子で生まれてきてほしい

ようやくNHKドキュメント72時間「”どろんこパーク”雨を走る子どもたち」を見ることができました。

先月お邪魔した川崎市子ども夢パークを3日間にわたって特集した番組で、西野さんの言葉をお借りすれば、「あいにくの雨」がかえってドラマを生み出した72時間でした。

番組中に「もし生まれ変わったとしてもまた私の息子で生まれてきてほしい」という母親の言葉がありました。
母親は男子小学生の息子の生育歴の中で非常に悩み、苦しんできたようです。
それが夢パークでの日々を過ごす中で子どもを受け入れて考え方が変化していきました。

さらに生き生きと自作パソコンや動画編集の技術を語り、集団の中ではリーダー的な役割で動いていた少年もいました。
彼は学校では学び得ないことを多く吸収しているように見えます。
それでも、将来就職ができるのかと言った不安が漂っていました。

映画「ゆめパのじかん」で登場した少女も、木工の特異な能力を身につけていく様子が描かれていましたが、一方で学校に行っていないことによる不安のようなものもただよっていました。

ただひたすらにオルタナティブな学びの場を肯定し続けるのでなく、現状の公教育のシステムを否定し続けるのではなく、この彼らの思いの根底にどう向き合っていくのかを学校にいる以上は考えねばならないと改めて思います。

写真は乗船体験をした長男


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