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子どもは待ってくれない、今やらないと【モリスバカフェ】
カフェ+放課後居場所+宴会+パーティ+…
新潟市西区の「森の巣箱 モリスバカフェ」に行きました。
新潟市西区坂井東にあるみんなの居場所カフェ。
日中はランチ等を提供、夕方からは小中高校生の放課後居場所、週末は夜の宴会やDJパーティーなどもできる、数多くの顔を持つ、全く新しい規格外な場所です。
一軒家のような佇まいの建物の前に自転車が数台停まっていました。
中に入ると笑顔で店主の後藤さんが迎え入れてくれます。
玄関ホールから正面には店舗へのドアがあり、広々とした空間にはテーブルと椅子のほか、壁際にはソファが並び、畳が敷いてあるスペースもあります。
ソファには小学生数人が座って一緒にゲームに没頭、時折出入りしている子どもがいて、段々と顔ぶれが変わっていきます。
私たちがカレーを頼んで食べていると、「カレーの匂いがする!」と小学生男子ならではの声が聞こえてきました。
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畳のスペースの周りにはたくさんの絵本や玩具が用意されており、見慣れない宝を前にした子どもたちによる品評会がすぐに始まりました。
カフェの向かいの部屋には卓球台が出ていて、数名の小学生が対戦に燃えていました。
カフェとして営業していながら子どもが出入りできる場所、すごく素敵じゃないですか?
教育の本丸
店主の後藤さんと少しお話ししました。
県内にオルタナティブな教育環境が少ないこと、選択するとなると経済的な負担があること、そして経済格差から教育格差が生まれてしまうこと、この辺りを政治の方向からチャレンジしようとするという姿勢に敬服します。
公教育を、教育の本丸であると考えたとき、公教育の幅の中でオルタナティブな教育を実現していくことや、選択の幅をもたせていくことができればなと思います。
ただ、これを実現するにも、教員のマインドセットだけでなく、実際に法の運用も考えていかなければならないことになるわけで。
結局、教育の実現と政治、法は根っこのところで切り離せないのだなと返って来てしまいます。
またお伺いして話を深掘りしてみようと思います。