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虹 - 最近何をしたか 3/5-3/10

虹を見た。遠くの山に掛かっていた。太くて立派な虹だ。虹を見るとなぜか嬉しい。雲も雪も嬉しい。どうしてだろうか。都会にいても自然と暮らしている。そうなんだ。いつも風と共にあるようにそこにはいつも存在している。風のないときもあるけどね。それも風の一味。無風状態もいいよね。そんなことを思いながら虹の雨の中を傘を差して歩いた。そうしたら日が差してきて天気雨。眩しい夕方の喧騒。そして虹。


赤い流れ

脈々と続くその流れは途切れない。できはしないが立ち止まってそれを見ると、ここがどこか分からなくなるはずだ。それが何を運んでいようと止まったまま。あるいは伸びきったまま。そしてどこにでも存在する。その存在は遠くに行ってしまう。赤い河。どこかでそれを感じながら生きている。もうその時は近づいているというのに何もできない。一度刻み始めたら止まれない。それは誰も何でもそうだ。目を開いて委ね記憶しよう。なくなるその日まで。それは点に過ぎずそれ以外はまだ流れ続けているから。


音に埋もれて言葉で知って

前にも書いたけど今という時代はいい。多様な情報を取捨選択できる。例えば音楽、レコメンド機能という機械のおかけで同じ傾向の音楽や最大公約数的な音楽に簡単に出会える。そして同じように時代が変わって体系が変わり様々な恩恵を受けた。その一つが好きなバンドの人のセルフライナーノーツだったらどうだろう。レコードやカセットテープ、CDを買って細かいライナーノーツが付いてくると嬉しい。しかしそれが全くない、歌詞カードすらないものもある。それはそれでいいんだけど少し残念ではある。今回はそれとは別に好きなバンド、ジョリッツのメンバーでも音の要、吉田仁郎さん直々のセルフライナーノーツが読めることを知った。それもこのnoteで。これは勝手に思ってるんだけど全員が要でもあるし、ジョリッツの要といえばサエキけんぞうさんだと思う。それはそれとして、音を取り仕切っている吉田さんのセルフライナーノーツはとても興味深く、一言でいうと夢みたいな、そんな感じ。だからそれを知って時間は経ったけど自分もどう感じているか書きたくなったんだ。他の記事で曲とか感想を書いてもアルバムを一枚ってことはなかった。今思うと書いてる途中から尻すぼみな感じ。でもそれはいい。こういう作り手が発信したものを手軽に触れられる時代になった。その時代になっても思うのはアルバムの音楽を作ってくれた皆さんの闇というか空気を切り裂く力だ。そしてそれに感謝。そして音に浸る。


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