越境
自分の内側を見ていたい
見続けるとちょっと怖い
自分に埋没してしまう
ずっと思っていたの
世界がいう
内向的なのは華やかではないと
そんなのは知ってるから
だから責めないで
思うのは
太陽が空からあふれるその下で
笑ってみんなと走りまわる
しあわせな光線と光景
それを求めてるのに
たどり着けない自己
それがわたし
花園でラララを歌うわけではないけれど
わたしの頭の中は歌だらけ
こころには花も咲いていて
そう
あそびにきてね
あなただけ
世界のことを知りあいたい
わたしがわたしをイヤなのは
自分だけの優先
頭蓋骨の中に放たれては響く
思いっきり叫んでいるから
閉じられたスカッシュコート
反射する棘だらけのボールは
わたしの気持ち
何度も返ってきては傷つける
いつも問われているものは
誰のための自己
人のためにも生きたいのに
どうしてももたげてくる自分
その罪悪
空を見上げるとちっぽけと分かってる
感覚はエゴイズム
だけどどうしてもひとりでいたい
思ったように過ごしたい自分勝手
宇宙から地球を見下ろすみたい
すこしの大げさ
わたしの気持ちは無限大
胸の中には星をちりばめているから開けてみて
あなただけ
ふたりつながったときの開眼
夕日に塗れる海岸
少しの笑顔でいたい
できるかな