やっぱり、ゴール設定が大事だよね
「行動はするためには目標が大事」
そのような言葉は何度も耳にしたことがあるし、頭では理解しているつもり。
でも実際に、実行するのは難しいことだよねと再認識したお話。
先日、11月末に行われるランニングの大会に申し込みをした。
フルマラソンの42.195kmを、複数人で襷を繋ぐリレーマラソン。
ここ1年まともに運動をしていなかった私にとっては、「走る理由」をつくってくれたようなものだ。
体重は昨年より3kg増えた。
そして、筋肉は明かに低下しお腹周りは筒状になっている。
大会まで1ヶ月とせまり、「練習しないといけない」と焦る気持ちはある。
けれど、「お祭りのような大会だし、そこまで練習しなくてもいいんじゃない」と
ささやくもう一人の自分がいる。
意思やモチベーションとはなんと不安定なものだろうか。
トレーニングしないと、当日苦しい思いをするのは目に見えている。
それにも関わらず、やらない理由を考え出す。
「今日は疲れているから」
「少し風邪気味かな?」
「寒いから風邪をひいてはいけないから・・・」
書き出してみると本当にバカらしくなるけれど、これが現実なんだと。
そんな逃げ続けた状況を一歩抜け出すきっかけがあった。
所属しているデジタルコミュニティでの案内で、
「朝の9時からボイスチャットを繋いだままつウォーキングをします」
というものをみつけた。
その案内を知りウォーキングを開始できたことで、「家から出る」という心理的ハードルを乗り越えることができたように思う。
改めて「家から出る」ことがどれだけ心理的ハードルが高く、自分一人のやる理由などいかにもろいものかと再認識できた。
家から出るハードルをクリアし公園に足を運ぶようになったことで、
実行する内容が「散歩」から「トレーニング」に変化し始めた。
身体の状態や動きに意識をおき、ささいな身体の変化に目を向ける。
少しカッコつけた表現でいうと、「自分自身との対話」だろうか。
大会当日(ゴール)につくりあげたい状態をイメージし、
それを達成するまでに足りない部分は何かを理解し、対策を講ずる。
大会まで1ヶ月を切った現在、
月・水・金曜と1時間のトレーニングをできている。
「身体に、運動するには〇〇が足りませんよ」と言い聞かすように、
少しだけキツく感じる負荷を与えながら。
時間・体力・意識の歯車がうまく回り出すと、
今まで気にならなかったことに意識が向かい出す。
・シューズやウエア
・時計
・ランニングアプリ
・他のランニング大会要項
目標があり前進していると、途中で拾うもの(意識の変化)があると感じる。
この途中で拾ったものたちが、とても貴重な財産になるのだと。
何事も急成長は起こらない。
だからこそ気負いすぎず、小さな一歩一歩前進していきたいと思う。
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