私がSNS断ちをした理由
おひさしぶりです。
もう数ヶ月は経つのかな、一切SNSの類に投稿していなかったし
一部の人には私の存在ごと忘れられていそうですが、
台風のニュースを見て心痛めたり、
遠い国から勝手に日本のことを想っています。
私はカナダで元気です。
だいぶ冷え込んできました。もうコート必須です。
DiplomaやらCerfiticateやら色々貰って無事に学校を卒業して、
翻訳のお仕事も少しづつさせてもらえるようになり、
まだまだ駆け出しながらも頑張っています。
引き続き学んだり、訳したり、伝えたり、笑ったり、時々怒ったり、ネトフリ観て泣いたり(The OfficeのUS版にどハマりしているので、わかる方、話をしましょう。笑)、元気にやっています。
(カナダにいるならスタバよりティムホでしょ!
ってのは、嘘で、ただ安いからです。
きっとベローチェより安い。Tim Hortons.
私の周りのカナダ人の友人はみんなスタバ行きます。)
定期的に更新していたSNSを極端に使わなくなったのは、
夏の終わり、尊敬していた先輩の女優さんが、若くして日本でお亡くなりになったという訃報を知ってからです。
私が文学座の研修科を卒業した直後にご一緒させていただいて以降、会うたびに可愛がってくださっていて、次回は中野でご飯食べようねと昨年の忘年会の帰り道にハグしたのが最後になってしまいました。
訃報を聞いてしばらくは、それはそれはショックで、打ちひしがれていたのですが、混乱が少し落ち着いたころ、自分の人生の時間の使い方について考え直すことにしました。
そして当時、暇さえあれば手癖で開いて眺めていたSNSのタイムライン、特にTwitterを見るのをなるべくやめようと思いました。
「SNSを見る習慣を辞めると人生の幸福度が上がる」というPittsburgh大学による研究についての記事を丁度見かけたこともあり、どんなもんだろかと自ら検証してみたかったのも事実でした。
その記事曰く、SNS依存症の4人に1人はうつの兆候さえ見られるとのことでした。
アプリをスマホから消去し、最初こそ物足りなく感じたり、少し寂しく感じたりもしましたが、意外とあっという間に慣れて、代わりに手に入った自由時間の多さに驚きました。
どれだけ時間を、無駄、とは言いませんが、費やしていたんだろうか。。
そうしたら、人がどうしているかが、気にならなくなりました。
情報を得ていたときのほうが、もっともっと知りたくなるのでしょうか。
そしてそうなると、自分がどう思われているかも、どう思われたいのかも、あまり気にならなくなりました。
結果、無自覚のうちに自意識が作り出していたストレスも激減した気がします。
もし以前の私と同じように手癖でSNSを見て、でもなんだか疲れる感じがする人がもしもこれを読んでいたら、SNS断ちをお勧めします。
まずは一週間、お試しください。笑
どうして久しぶりにnoteを書く気になったのかというと、少し大きめの翻訳のプロジェクトが一段落したところなのです。
カナダの某名門大学内での国際的な教育関係プロジェクトのパンフレット作成において、十数名の候補者の中から英日翻訳者に選出していただいた時は、オーディションに合格した気分でとても嬉しかったです。
日本の若い学生さんやその保護者の方に向けて和訳していると、自身が初めてヨーロッパに留学したときのドキドキワクワクした気持ちを思い出して凄く楽しくて、締め切りよりもだいぶ早く全て納品し終えてしまいました。
訳し終わってしまって寂しい気持ちさえあります。。笑
今の私の夢は脚本の翻訳や、何らかの形で舞台芸術に貢献することですが、上記のようなやりがいのある仕事に出会えるのは嬉しいことです。
ただ、とても孤独です。。個人作業だから当然ですね。
クライアントとのやりとりはありますが、ゆうて一日に数回だし、海外のクライアントだとたまに理不尽に煽ってくる人もいて怖いときもあります。
もともと寂しがり屋の部類なのに、なんちゅう職を選んでしまったんだと窓から差し込む西日に目を細めることもありますが、寂しいときはこうやってnoteでも書こうかなと思うので良かったら読んでください。
自分の近況だけではなく、読者の方に有益なnoteも書きたいものです。
有益なやつ、coming soon.
あ、寂しさに耐えかねて、来月はついに念願の南米縦断を決行します!
ロンドンとマルタで出会った友人たちと再会するための旅です。
コロンビアのボゴタ、ブラジルのサンパウロを巡ったあと、
My Birthdayにはチリのサンティアゴのビーチで、チリとアルゼンチンから集まってくれる大好きな仲間たちとぶち上がり、アルゼンチンに移動後ブエノスアイレスの風に吹かれて締めるという何ともTerrificで最高な計画です。
南米レポ、proximamente.
追伸、SNS断ちが思いの外快適だったので、大好きだったお酒も
あっ、貼る画像間違えました。