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「挑戦と信念で切り拓く未来」 PICK共同創業者・淵澤のビジョンと軌跡

こんにちは!PICKの倉本です!
今回のインタビューは、PICKの取締役であり、PICK共同創業者の淵澤李規(ふちざわりき)さんにインタビューを実施しました。
起業に至るまでの経緯やPICKで実現したい世界観について、熱い想いを飾らずに語ってもらいました!

淵澤  李規(ふちざわ  りき)
株式会社PICK 取締役
1988年生まれ。埼⽟県出身。大分県にある立命館アジア太平洋大学に進学。大学卒業後、大分県に本社を置く不動産会社に入社し、賃貸管理・仲介業を中心とした地域に根ざした業務に従事。その後、地元の中小企業との多数の取引を通じて、企業に寄り添った財務・会計の重要性に興味を持ち、税理士事務所へ転職し、会計・財務・経営についての知見を深める。

2018年10月、普家と共に株式会社PrimeResort.を共同創業し、経営に参画。2021年8月に株式会社PICKへ商号を変更し、取締役に就任。以来、ファイナンス関連を中心に会社の成長と発展を支える役割を果たしている。


PICK創業までの経緯

ー 共同創業に至るまでの経緯を教えて下さい

大学卒業後、地方創生への強い関心から「必ず大分県内で就職する」と決意し、大分県に本社を置く不動産会社に入社しました。そこで仲介業務や管理業務など幅広く携わる中で、「住まい」が地域活性化の基盤であり、人々の生活や定住意欲に直結することを確信しました。同時に、不動産業だけでなく、建築や建設、設備管理など地元の関連企業の存在が重要だと感じ、また安定した企業経営には財務や会計の知識が必要だと考えるようになります。そのため税理士事務所に転職、働きながら大学院にも通いファイナンスの実務と学問を学びました。

その後、中学時代の同級生であり、社会人になってからも交流があった普家からインバウンド事業に関する相談を受けました。大分県別府市という需要の中心地にいたこともあり、すぐに意気投合し、株式会社PICKの前身となる株式会社PrimeResort.を設立しました。事業は順調にスタートし、不動産事業も好調でしたが、2019年のコロナショックが発生し、事業に大きな影響を受けました。それでも、普家の卓越した営業力と築き上げた取引先との関係のおかげで、赤字には一度も転じませんでした。

コロナの収束後、事業は再び軌道に乗り、売上も順調に伸びました。しかし、安定したビジネスを続ける中で「このままで本当に良いのか」という疑問が生じるようになります。「ただの不動産屋で終わりたくない」という強い想いを抱え、2022年の宅建業法改正による不動産売買契約の電子化を機に、不動産・建築分野のDX化に挑戦することを決意しました。この取り組みは、自身が目指してきた地方創生にも繋がると確信したからです。

こうしてインバウンド事業と不動産事業から始まったPICKは、強力なメンバーとともにSaaS企業として新たなスタートを切り、不動産業界のDX化を通じて地方創生の実現を目指し挑戦を続けています。


PICKが目指す世界観

ー PICKで実現したいことを教えて下さい

不動産・建築業界におけるあらゆる取引を、PICKFORM上で完結させること。それが私たちの目指す世界です。

日本では、不動産関連の情報が極端に分散しています。
例えば、謄本は法務局、道路情報は役所、インフラ関連はまた別の窓口。一つの土地に係る情報がこれだけ分散しているのは世界でも珍しい状況です。

私が最初に描いた構想は、マップ上にピンを立てたらそれら全ての情報が手に入る、というものでした。

現在PICKでは、情報の集約を進めるだけでなく、契約周り全般、インフラ(電気やネットなど)への対応、さらにはアフターサポートまでを、PICKFORMで完結できる仕組みの開発を進めています。

相続や売買などありながら、巡りめぐる全国の不動産の取引がすべてPICKFORMで完結させていきたいですね。PURPOSEである「『住』を豊かに」を追求し続けます。


他のスタートアップとの違い

PICKの強みは、とにかく「数字にこだわる」こと。
特に、黒字化を維持しながら事業を成長させることに強く拘っています。

一般的にスタートアップは赤字経営で事業を加速させるイメージを持たれることが多いですが、PICKは違います。「赤字は当たり前」ではありません。スモールビジネスを3年間営んでいた経験から、「数字にこだわる」「売上・費用を徹底管理する」というスタンスを貫き、前述の通りコロナ禍でもなお黒字を維持し続けました。

これがPICKの基盤であり、私たちのVALUESに深く根付いています。

【VALUES】


現在の業務内容について

コーポレート業務を幅広く担当
主な業務は、会計や財務を中心としたファイナンス分野です。
そのほか、労務や人事採用、時には法務まで、幅広い業務を担当しています。会社全体の基盤を支える役割を担いながら、PICKの成長を後押ししています。


働くうえで大切にしている価値観

全体幸福を追求する
働くうえで常に意識しているのは、全体幸福を追求することです。クライアント、お客様、メンバー、会社のすべてが得をする形を目指しています。誰か一人でも損をするような選択肢は取らないし、取るべきではありません。これはPICKのVALUEでいう「相手のことを本気で考えよう」に直結しています。

社内のバランスを保つバランサー
もう一つ大切にしているのは、バランスを取ることです。例えば、代表に直接言いにくいことを抱えるメンバーがいたら、私が声をかける。困っている人がいれば、自分から動く。社内のコミュニケーションを円滑にし、メンバーの働きやすい環境を整えることも、私の重要な役割だと思っています。

求めている人物像

ー どんな人と一緒に働きたいですか?

部門に関わらず率先してボールを拾ってくれる人、会社にとってすべきことを見つけたらすぐに動ける人。浮いているボールを見つけ、主導権を握って率先して取り組んでくれる人を心から歓迎します!


最後に

ー最後に、PICKへの入社を検討している方にメッセージをお願いします

我々が掲げるPURPOSEやMISSIONは、どんなに卓越したスキルを持っていても、一人だけでは決して達成できません。それを実現するためには、チームの力が何よりも重要です。

そのため、私たちは「個」より「全体」を優先し、仲間と協力しながら動ける方を特に重要視しています。チームの力を信じ、共に目的達成を目指せる方をお待ちしております!

PICKでは、エンジニア積極採用中です!

まずはカジュアル面談からという方もお気軽にご連絡ください!

セールス・カスタマーサクセス・契約書作成代行のメンバーも募集中です!


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