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ダンボーバッテリーやラクニiPhoneケースなど、ものをつくったり売ったり執筆したりVRしている私の仕事など自己紹介です

株式会社トーモという会社を経営しています。主に、スマホケースを製造して販売したり、Webサイトを請負構築・運用したり、他社のブランディングや製品企画のお手伝いをしています。スタッフは正社員+半常駐スタッフを足して5名。とても小さな会社です。
個人では、ものづくりやテックやガジェットに関わる記事を媒体に寄稿したり、パートナーとYouTubeをやっています。

仕事、得意分野をハッシュタグにすると、こんな感じ。

#メーカー #ものづくり #プロダクト #中国 #深セン #テック #ガジェット #モバイルバッテリー #iPhoneケース #cheero #RAKUNI #ブランディング #Web制作 #グラフィック #写真撮影 #PR #メディアリレーション #会社経営 #VR #xR

1|おいたち

大阪 豊中で生まれ幼少期は父の仕事でロサンゼルスに在住。(英語はまるで身についてません)帰国後、大阪 千里で育ちました。同志社女子大学卒業後、デザイン専門学校を経て、ベンチャー企業でWebデザイナーに。30歳で上京。34歳のとき株式会社トーモを立ち上げ、いまに至ります。

2|ものづくり|cheero(チーロ)

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チーロは、2011年5月に父の会社の新規事業として立ち上がりました。
2011年家族旅行で宮古島で年越をしていたときになんとなく「バッテリー売ってみようか」と始まった事業です。きっかけは、弟の「自転車に乗ってGPSを使ってるとiPhoneの充電がすぐ切れる」というエピソードでした。

トーモは、チーロの立ち上がりから3〜4年、ブランディング、商品発案・企画、広報、デザイン、プロモーションなど、担当しました。販促にまつわるクリエイティブ全般は今も行っています。

📌思い出深いプロダクト

通称「ダンボーバッテリー」

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発案・企画・コーディネート・クリエイティブ・プロモーション諸々担当。
打ち合わせにアマゾンへ行ったときに、入り口にあった大きなダンボーフィギュアを見て「四角いバッテリーにダンボーの目と口をつけたら可愛いんじゃ」と思いついた製品です。当時のモバイルバッテリーは実用第一の無骨なデザインが多かったので、業界の仲間からは「キャラクターものは大火傷するから辞めた方がいい」とのきなみ反対されました。が、外部の予想に反して大ヒットしました。
シリーズ三作目くらいからは販促クリエイティブ以外はやっていませんが、かなりのヒットシリーズとなって今も売れつづけています。

通称「イングレスバッテリー」

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「ポケモンGO」で有名なナイアンテックの位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」をテーマにしたモバイルバッテリーです。
2014年当時、ギークの間でイングレスがすごく流行っていました。ゲームのつくりや盛り上がり方に、今っぽさと面白みを感じ、当時Google内にあったナイアンテックに持ち込んだ企画です。モバイルバッテリーなのにLEDでバッテリーを消耗すると話題になりました(笑)。
旅行がてら国内外のアノマリー(野外ゲーム大会)に参加したり、コスプレしてイベントに登壇したり、「光ってかっこいいから」とイングレスをやってない方が購入されたり、イングレスをやっていないはずの(Googleだから)中国からまとまった受注がきたり、なにかと面白く思い出深い製品です。

cheero Palette 4400mAh/Stick 2600mAh

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「女性も持ちたくなるようなデザインのモバイルバッテリーをつくりたい」と思って企画した製品です。パッケージも可愛く、本体は化粧品のパレットやリップをイメージしてデザインしました。
個人的には思い入れのある製品ですが、2013年当時はまだ「女子向けバッテリー」の需要は少なく(そもそもモバイルバッテリーが一般認知されていなかった)、ヒットするまでにはいたりませんでした。残念...。
今は化粧コンパクト型、口紅型、キャラものなど、可愛いものが色々出てますね。

●小ロットオリジナル印刷バッテリー

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「商売にならない」となかなか父の理解を得られず(笑)第三者の説得が必要、と、UVプリント事業を行っているHappyPrinters(通称ハピプリ)の堀江社長を巻き込んで説得しつつ、3年がかりで父に作ってもらった製品です。インクのノリが良い素材や色、パッケージも台紙を差し替えることでオリジナル感を出しやすいなど、工夫しました。
30台からの小ロット対応で、モバイルバッテリーにオリジナルプリントができます。2015年夏に事業開始以来ずっと、ハピプリさんと二人三脚でやっています。卸しを入れると年間数万台でています。

3|ものづくりRAKUNI(ラクニ)

チーロの仕事で海外(中国・トルコ)の工場へ通ったり、海外展示会を回っているうちに、だんだん経験や知見が溜まってきたので、思いきって、2015年の夏、父の会社ではなく自社で「RAKUNI - ラクニ」というスマホケースブランドを立ち上げました。

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販売チャネルも無い上に、すでにiPhoneケース業界がシュリンクしている状況での新規ブランド立ち上げなので、業界の仲間からは「売れるわけがない」「正気の沙汰じゃない、やめろ」と止められましたが、幸い、昔からのテック業界やコミュニティの仲間たち、ブロガー、メディアの応援もあり、リリース以降、いろんな方にたくさん買っていただいて、生きています。大変ありがたいことです。


ラクニは「楽しく暮らす。ラクに暮らす」がコンセプトです。いろんな意味で、既存の常識や荷物から解放されるような(精神的にも!)プロダクトを作りたくて立ち上げました。

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背面ポケットにカードや名刺がたくさん入るのが特徴。PAYも充実してきたキャッシュレス時代の今、財布の代わりラクニを使っていただいているユーザーさんも多く、大変嬉しいです。

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よろしければ商品一覧をご覧ください。

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最初は革製品が有名なトルコ(イスタンブール)でつくっていましたが、4年ほどたったある日、突然連絡がなくなり工場のWebサイトのドメインも消滅している、という不思議な現象が起きました (未だに前金バックレられたままです 笑)。大好きな国ではありますが、トルコ人との仕事は危険だなーと判断し、今はしっかりしたものづくりに定評のあるケースメーカー「DeFF」さんのの協力を受けて、中国(深セン)でものづくりをしています。

チーロで製品企画を担当していたときは、リリースまでが仕事なので、在庫やバックオフィスのことをあまり考えていなかったのですが「ものづくりはつくってからが本番」という当たり前の事実に直面して、なにかと苦労しています。「本番」にかかるコストをちゃんと算出できずそもそもの値付けを間違えたり...。
ものづくりは、量産完了で全タスクの25%、販促、販売、卸、顧客対応、在庫管理、売掛回収、経理、などなど、作ってからの方が圧倒的に大変です。大変ですが楽しいです。つくりたいものはたくさんあるので、頑張ります。

つくることも、売ることも、なにより売り「続ける」ことは、本当に難しい...。このあたりの苦労話やノウハウは今後マガジンで公開する予定です。よろしくお願いします。

4|トーモのクリエイティブ(Web・グラフィック・撮影)

そもそも20年前にWeb制作屋さんからスタートしており、私自身クリエイティブ業が好きなので、Webサイトの制作を中心に請負制作はずっとやっています。

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ものづくり業を始めてからは「見た目が良いクリエイティブ」から「とにかく売れるクリエイティブ」に意識がシフトしました。「つくり手が気持ちよくなってしまったクリエイティブや製品は売れない」「ただメディア受けする製品をつくっても売れない」ということが分かったからです。
ふわっと目の良さをクライアントから求められることもありますが、流されず、できるだけ結果にこだわるよう、気をつけています。

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ブランディング、CIに基づいたBI・VI制作、Webサイト構築・運用(WPが多い)、グラフィック、ブランドツール制作、写真撮影、動画制作、などなど。特にものづくりや販売に絡むクリエイティブが得意です。お気軽にお仕事相談ください。

5|トーモのPR(主にメディアリレーションズ)

トーモは、ブロガーさんや媒体と信頼関係を構築する中で製品PRを行ってきた、比較的メディアリレーションズが得意な会社です。
「PRの考え方や具体的な手法」については、ECサイト構築プラットフォーム会社「フューチャーショップ 」さんの「脱広告依存!」セミナーに、ネタフルコグレマサトさんと一緒に登壇者として呼んでいただいた時に話したのですが、

以下、インプレスさんがとてもわかりやすくまとめくださった記事がありますので、ご紹介します。

6|時々メディアに記事を書いてます

エイ出版社のデジタル雑誌「flick!」、 Engadget 日本版、日経 xTECH(クロステック)などに、年に10本ほど、コラム連載や単発記事を寄稿しています。ものづくり、デジタル、ガジェット関連がメインです。

7|Twitter、Instagram、YouTube

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ぴちきょ / pichikyo
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