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秋葉原はアキバハラ?🙄モリタ😎タモリ。


 言語学の専門用語に「音位転換」(メタセシス)という言葉がある。読みやすい方へ言葉が入れかわる現象のこと。

 有名な例だと、「アキバ」。
 「秋葉原」は元々
アキバハラ」だったが
アキハバラ」となった。
「バ」と「ハ」が入れかわっていますね。

 そのほかにも「山茶花」は
サンザカ」が転じて
サザンカ」になった。
 
まだ正用にはなっていないが
雰囲気」を
ふんいき」ではなく
ふいんき」という言ってしまう人は多い。私も昔は「ふいんき」だと思っていた。

 どちらが誤用ということもなく共存しているのは、「新しい」「新たな」。
あたらしい
あらたな」。

 なぜこういう「音位転換」(メタセシス)が起こるのかというと、発音のしやすさなのだろう。言いやすい方向へ言葉が変化していく。


 こういう現象は日本語だけでなく、英語その他の言語にも見られる。

 英語で有名な例だと「third」。
「3」は「three」ですけど。

 そのほかにも
tax」(タックス、税、~を課する)と
task」(タスク、仕事)。

neuron」(ニューロン)と
nerve」(ナーヴ、神経)。


「森田」は
モリタ」がひっくり返って
タモリ」になった。

「一義」はもともと、親族が「田中義一」という政治家を尊敬していたことに由来する名前だという。

義一」がなぜか「一義」になった。

 しかし、言語学では「森田」が「タモリ」になったり、「義一」が「一義」になる現象のことは「音位転換」とは呼ばない。


なんのはなしですか?


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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします