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詩 | 魔物は深夜に蠢く
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#魔物は深夜に蠢く
ざわめく言葉よ
しずまれと
思うほどに
さわぎ出す
頭の中で
蠢く存在が
徐々に徐々に
私を蝕む
影も形もない
言葉というものに
支配されてから
どれだけの時が過ぎたことだろう
誰のものでもない
すべての人のための言葉が
私を襲うとき
言葉は私のものでもあると再確認する
人の言葉に傷つくのは
自分の言葉でもあるからだ
そんな使い方はやめろと
互いに過ちの応酬を繰り返す
いっそのこと
言葉なんかすべて捨ててしまえば
平穏な日々を
送れるに違いない
影も形もあるモノならば
捨ててしまえば
なにも残らないが
影も形もない言葉を
消し去ることは難しい
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#note詩の始めての私設企画
#あなたの詩作品を読ませて
#cofumiさん
#詩のようなもの
#読まれないnoteを書こう
#詩
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