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読書感想文 | 西尾克洋(著)「スポーツとしての相撲論」を読む。

 現在noteで相互フォローしている西尾克洋さんの著書を書店で購入いたしました😄。
 実は去年この本が出版されたとき、気にはなっていたのです。書店や図書館に行くと、毎月新書のタイトルくらいはチェックしていますので。

 その頃は、接種がいつできるんだろう?とか、スポーツも相撲よりオリンピックが開催されるのか?ということに関心がありました。

 せっかく著者とnote上でやりとりできるのですから、読んだ感想(みたいなもの)を書いておきたいと思います。読書の秋なのに、ほとんど本を読んでいなかったのでちょうどいい機会でもありますし😄。


 本の感想を書く前に、私と相撲の出会いについて書いておきたいと思います。
 私は西尾さんよりもちょっと(かなり?)年上です😄。
 私の記憶に残っている、人生ではじめて覚えた「横綱」は北の湖です。その頃は特に相撲に関心があったわけではありませんが、(個人的なことではありますが)小学生のとき、転校した直後に千代の富士が、大関か横綱に昇進して、私も「頑張ろう!」なんて小学生ながら思ったことを覚えています。
 当時、私はスイミングスクールに月曜日から土曜日まで通っていたので、日曜日の千秋楽が見られる相撲は都合がよかったのかもしれません。
 西尾さんも著書の中でおっしゃっていますが、相撲の勝敗は他のスポーツと比べてシンプルで分かりやすい。勝敗もすぐに決着がつく。野球とは違って、取り直しが多いとか特別なことがない限りは、基本的に6時までには終わるのも観戦するのにいいですね。


 では、本を読んでいて「懐かしいな」「へぇ~、そうなんだ」と思ったことを羅列してみたいと思います。ネタバレにならない程度に。

力士の所得

 幕下から十両に上がると、給料が一気に上がること。関取かそうじゃないかこんなに違うのか、というのは数字で見ると納得できました。桁が違うのですね。それに比べて意外だったのは、十両と前頭では思ったほど大きな差がないこと。
 テレビではほとんど幕内の取組しか見ませんが、十両の下のほうと幕下の上の力士の取組のほうが、もしかしたら必死さが違って面白いんじゃないかな?、とちょっと興味をもちました。

 国技館へは、白鵬がまだ三役になる前に一度だけ行ったことがあります。
 東関親方(高見山)がチケット🎟️をちぎってくれたんだよな😄。朝青龍を見たくて行ったけど、とても得した気分になったなぁ。
 あれっ、何を言おうとしたのだろう?
そうそう、十両より下は良く力士の名前も知らず、幕内の土俵入りまで、国技館の中をブラブラしてたのはもったいなかったんじゃないか?、ということ。

 強い者が勝つということはその通りなのだけど、給料が大きく変わるのが、「幕下と十両」と知っているとまた違う鑑賞の仕方ができるような気がしました。

自由時間/就寝(pp140-141)

午後7時以降は自由時間。

トリビア的に面白い!、と思ったのが、1955年の九月場所で、打ち出し(興業の終わり)を20時にして開催されたことがあるということ。
終わりの時間は、今と同じようにずっと午後6時だと思っていました。

 それはともかく、平日の18時まで、というのは、一般の仕事をしている人にとっては足を運びにくいですね。
 力士の生活パターンから考えると、なかなか変更しにくいかもしれませんが、改善の余地はありそうです。

安芸乃島

本文中に登場して懐かしかった😄。
最多金星を挙げた安芸乃島。
どちらかというと派手さはない印象だったけれど、玄人好みの力士だった印象。

西尾さん骨折していた( p207 )

2015年に右手の小指を骨折して、握力が15kgを割ってしまった、とありました。今は良くなったのでしょうか?
利き腕が右手だとしたら、一大事です。
「公傷制度」は再検討したほうがいいかもしれませんね。


まとめ

もう少し統一感のある感想文を書きたかったのですが、なかなかうまくまとまりませんでした。

細かい専門知識は全くなくても、誰でも通読できる新書です。
Q & A 方式なので、興味を持ったところから読み始められるのもいいですね😄。

他にもっと書くべきことがあったような気がしますが、ネタバレはよくないので、ここまでにしておきます😄。





 
 
 

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