ベタ・シリーズ最新作 | 「自称」英語ができる人が言いそうなこと
一部の方から支持をいただいたシリーズ「ベタ」。
今日は「自称英語が得意な人」を俎上に。あなたの身の回りにもいませんか?
「ベタ・シリーズ」の過去作は
こちら(↓)。
ベタな箴言集? | 自称英語ができる人が言いそうな言葉。
①「あれっ、これって日本語でなんて言うんだっけ?」
(解説)
「私は英語力は国語力と同等、あるいはそれ以上である」という自慢なのだろう。言っておくが、どんなに頑張ろうが母語能力(その人が最初に身につけた言語)を越えることはない。もちろん、国語力を上げれば、外国語能力の限界値は上がる。
一般的に、日本語で言えないことは、外国語でも言えない。
②「英語なんて子どもでも話せる」
日本に生まれれば、子どもでも日本語を話すことができる。欧米人の子だって、日本で生まれて育てば、日本語は話せるようになるが、英語を身につけることは難しいだろう。
③「日本語のほうが英語より難しいよね」
私には英語のほうが難しい。文法的な説明ならば、英語のほうが説明しやすいことはあるだろう。
しかし、同じ内容の文章ならば、日本語のほうが断然早く読める。
どんな言語においても、簡単な部分と難しい部分がある。
英語の文字は1週間あれば覚えられる。漢字は高校を卒業してもすべて書けるわけではない。
英語の発音は難しいが、日本語の発音はそれほど難しくはないかもしれない。
複数の外国語を学べば、簡単な言語なんてないよ、ということがわかるだろう。
④「楽しくなくちゃ勉強じゃないよね」
「最初は何事も難しい」(Aller Anfang ist schwer.)というドイツ語の言葉がある。
学び始めのことを忘れているのだろう。アルファベットを覚えることだって、不規則動詞の活用を覚えることだって、多少苦痛だったはずだ。
多少苦しい時期を超えたら、楽しくなる。しかし、さらに上を目指すとき、苦しい時期もやってくる。楽しいことと苦しいことは相互にやってくる。それを全部ひっくるめて「楽しい」というのなら、間違いではない。
#英語がすき
#べた #ベタ
#英語 #I_am_good_at_English
#私は私のここがすき
ここから先は
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします