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piccolotakamura
herbivore恋愛詩
herbivore恋愛詩
いつも視線の片隅に
君をおいていた
直視すれば
君のことを
思っていることを
君に知られてしまうから
フラれてしまうのがこわいとか
君に彼氏がいるかもしれないとか
そんなことを恐れたのではない
ただ僕が君にあたいする
人間なのかどうか
自信がなかっただけだ
僕はきっと
君にあたいしない人間だ
どんなに好きでも
君を守ることはできないだろう
君の芯の強さは
人の助けなど必要としない
僕はきっと
君の邪魔になるだけだ
告白できないのは
その程度の想いだからだと
言う人もいるだろう
ホントのホントに好きならば
他人からだって奪おうとすると
君のことが好きな気持ちは
きっと間違いないと思う
けれども自分自身のことが
好きになれない人間は
相手を手にいれたいと
思えないものなのだ
君のためになにができる?と
考える前に
自分で自分を
支えていられるのかと
考えてしまうのだ
なにかしてもらっても
なにも返せない奴に
人を愛する資格などない
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