エッセイ | 個人的に意味の覚えにくい英単語
よく見かける英単語なのに、覚えにくいものがある。
多義語であったり、似た綴りの単語とごっちゃになってしまったり、あるいはなんとなく私とは相性が悪いのかな?、なんて思ってしまったり。
一番大きい理由は、ほかにも代わりになるような単語を知っているからだろう。
あえて記憶が曖昧になるような単語を使う必要はないかな、なんて思ってしまう。
この記事では、私にとって覚えにくい英単語をいくつか挙げてみます。
daunting と taunting 。
最初の文字が異なるだけで、発音も似ているから、どっちがどっちなのか、考えてしまう。
そんなに頻繁に見かけるわけでもないから、出会ったときに調べればいいか、という甘えがあるのだろう。
scruple と scrupulous。
よく出てくる単語だが、覚えてもすぐに忘れてしまう。
本を読むぶんには文脈から意味は類推できるが、単語単独だと「どういう意味だったかな?」と思うことが多い。
It behooves (sb) to (do)~.
そんなに頻繁に見かける表現ではないが、大切なところで使われるので、覚えておかないと困る。なのに、よく忘れる。
だが、自らが書く段になると、別にこの表現を知らなくても、ほかにも使い勝手のいい言い回しがあるから、「覚えなくてもいいか」って思ってしまうのだろう。
forsooth(副詞), by Jonn(熟語)。
私の愛読書によく出てくる表現なのに、不思議と覚えられない。なんでだろう?
古い言い回しだから、会話とか英作文では使うことがないだろうな、という意識が働くのだろう。
ちなみに私の(英語)愛読書は、何冊かありますが、ソローの「森の生活」やエマーソンの論文集などです。
clumsy.
「clumsy」は「器用」だっけ?、それとも「不器用」だっけ?、とよく迷う。
どっちの意味かは、文脈から判断できるので、覚えてもすぐに忘れてしまう。
無意識下で、覚える必要がないと思っているのだろう。
「受信用の単語」と「発信用の単語」ってありますよね
単語、特に英語のような外国語の場合、本を読んだり人の話を理解するために覚える「受信用の単語」と、話したり書いたりするときに使うために覚える「発信用の単語」ってありますよね。
もちろん、受信とか発信とかの区別なく、覚えた単語はすべて使いこなせるに越したことはありませんが、なかなか両立させることは難しい。
熟達するほどに、書き言葉と話し言葉の境界線はなくなっていくものですけど。
どんな単語が受信用になり、どんな単語が発信用になるかは、人それぞれ違うものでしょう。
仕事や研究でよく使う言葉は、人それぞれ違う。
野球選手なら、野球用語を使いこなせなければ困りますが、観客なら言われたときに意味がわかればよく、必ずしも普段の日常会話で野球用語を使う必要はありません。
単語は多く知っていればいるほど望ましいことですが、それと同時に、頻繁に使う単語を自由自在に使いこなすことも大切ですね。
その人にとって覚えにくい単語があるといくことは、よくある話です。
ほかにもたくさん覚えにくい単語がありますが、この記事ではここまでにしておきます。
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