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#嫌いな人から学んだこと | 何でも解決?👴人生の達人おじさんの「人生相談室」(再掲)

 1年半くらい前に書いた記事の再掲です。
 現在「 #嫌いな人から学んだこと 」という個人企画をしています。
 人は「好きなこと・人」からだけでなく、「嫌いなこと・人」からも多く学ぶと考えるからです。

 たくさんの方から、記事を寄せていただきました。昨日から今現在までにご応募していただいた記事を合わせて紹介します。



「人生相談所」(再掲)


最近、至るところに怪しい人生相談所が乱立するようになった。これは、とある人生相談所を訪れた客から、私が聞いた話である。

Q1 | 生き甲斐について

生き甲斐が見つからないのですが、どうしたらよいでしょうか?

A👴

 生き甲斐って、そもそも必要なものですか?食べて、寝る。それだけで「生きる」ためには十分ではないでしょうか?

 人間以外の動物で、生き甲斐とか何やかんや言ってる動物なんて聞いたことがありません。それでも、彼らは生きている。素晴らしいことだと思っています。

 「生き甲斐を持たなくてはならない」って、そもそも誰が決めたのですか?
みんなの言うことに、勝手にあなたがのっかっているだけではないですか?
 
「生き甲斐を持つには?」

「自分の存在価値って何だろう?」

 こういう類いの質問を愚問というのです。

 「生き甲斐」を持たなくても生きていけることが一番いい、と私は思っています。「こうしたい、ああしたい」と思った瞬間に、必然的に「あの人のようにはできない」とか「昨日からまるで進歩がない」とか、余計なことを考えてしまうのです。
 究極的には、なーんにも考えない人生が最高だと私は思っています。


Q2 | 憎い人を愛するには?

私には憎い人がいます。憎い人を愛するには、どうしたらよいでしょうか?

A👴

そもそも、憎いのに何で愛する必要があるのでしょう?

もっともっと、その憎い人を憎むことを私はオススメします。

あなたの「憎しみ」は、私が思うに、中途半端なのではないですか?

憎んでいる、と言いながら、愛したいとおっしゃる。わけが分かりません。

憎いなら、とことん憎んでみたらどうでしょう?
あなた自身の命の炎🔥を、いっそう強いものにするのは、「中途半端な愛」ではなく「強烈な憎しみ」かもしれない。

私が最も憎むものは、憎い人がいたらすぐに遠ざかって行こうとする人々です。

「憎いから、かかわりを持ちたくない」という態度は、「処世訓」としてはいいでしょう。しかし、断じて言いますが、それは「哲学」から最も遠い生き方だということを自覚してください。

「愛=善」「憎しみ=悪」という図式を一度捨てて考えてみて下さい。「愛」も「憎しみ」も、相対的なものなのです。

一般的に言えばこんな感じでしょうか?

どうでしょう?
「愛」も「憎い」も同じような心の動きだということが分かるでしょう?

北に進むか?、それとも南に進むか?
それは、その彼あるいは彼女と出会った、諸々の状況で決まることもあります。

一般的に、本当の愛を貫くことがよし、とされますが、「本当の憎しみ」を貫くことも、同じくらいの価値がある、と私は思っています。

中途半端な愛に挫折して「死にたい」と思うくらいなら、憎しみの心を増幅させて完全燃焼する人生を送ったほうがいい。

私は心からそう思っています。

こんなことをいうと、私を憎む人が増えるでしょうね。でも、それでいいんです。そのために私は生きているのですから。

 本当は誰でも、心の奥底では、気が付いているんです。

 ただ、今の世の中、憎しみを肯定的に捉えると、「村八分」になりますから、「究極的な愛」と「究極的な憎しみ」の間の適当なところで、自分を誤魔化しながら生きている人がほとんどです。

余計なことを言い過ぎました。でも、最後に、もう1つだけ余計なことを言っておきます。

「愛」も「憎しみ」も、同じ空間にあります。ですから、その空間に身を置く限り、「憎しみ」が「愛」に変わることは、十分にあり得ることです。だから、「無関心」になることだけはやめて下さいね。
「愛と憎しみの空間」から遠ざかってしまうと、人生がたいそう味気ないものになってしまいますから。

ではまた➰👋😃


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