大統領の演説は良い英語教材だなと思う。
先日深夜、トランプ新大統領の就任演説を生放送で聞いていた。一般的に大統領就任演説では、個別具体的な政策について言及されることは少なく、方向性や理念が語られることが多い。また、巧みなレトリックが散りばめられていて格調高い文章が並ぶ。
トランプ新大統領の就任演説は、格調高いわけでもないし、個別具体的なことに言及している箇所が多かった。内容的には、選挙演説と大きく変わるものではなかった。けれども、普段の演説に比べて静かでスピードがゆったりとしていて、演説の大半の内容が私でも理解できた。
好き嫌いや、演説の内容と実績とのギャップということは別として、演説や遊説はディベートとは異なる。不特定多数の人々に語りかけるもの。だから、一般的にゆっくりと話されることが多く、聞き取りやすい。
私はそんなに政治的なことに関心が強いわけでもないが、英語学習には大統領の演説は最適だな、と思っている。スクリプトも残っているし、こなれた英文で書かれていて、とても勉強になる。
以前、オバマ大統領の演説のCDが日本でベストセラーになったことがありましたね。朝日新聞社の出版物の中で、宮沢りえさんの「サンタフェ」以来の大ヒットだったと記憶しています。
ここまで書いて、Geminiさんに要旨をまとめてもらおうとしたのですが、現時点では大統領に関する政治ネタには、答えることができないとのことです。
私が言いたかったのは、大統領の演説は、英語学習の教材として、映画やドラマよりも優れています、ということだけです。
ドラマや映画のセリフは、早口であったり、スラング・方言も多いので聞いていると自信を失くしやすいのですが、演説は聞き取りやすいので、教材として優れています。
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