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note記事を見ていて、この人は「二枚舌」だと思う瞬間


はじめに


 いわゆる大人と呼ばれる人は、どんなに嫌なことがあっても、あからさまに「嫌だ!」とは言わないものである。

 しかし、言葉で「嫌だ!」と叫ぶ人は「幼稚」だの「子ども」だの言われることもあるが、私はそういう人こそ「誠実な人」だと思う。不誠実な大人であるよりはむしろ、誠実な子どもでいたいとすら願う。

 なにか自分に都合の悪いことを言われると、それが真実であればあるほど、誰しもへこむものである。だから、たいていの人は、オブラートに包んだような物の言い方をしたり、奥歯に物が挟まったような遠回しな言い方をする。

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