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#エッセイ

香る月、輪にかけて日

ああ 言葉がほしいな あなたの物語がほしいな たくさん残してくれたけれど もうだれも続きを…

ピカ炉
3年前
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コンビニエンス・ムーン

お肉をパンで挟んだやつが食べたくなって 0:42、道路に出たらおばけみたいな月がにかっと笑っ…

ピカ炉
4年前
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雄弁

一生あなたにはできないね、誰かに報告するための体調管理みたいに数をこなして、誰かに見ても…

ピカ炉
3年前
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航海

眠りに落ちる直前と泣いた後は 研ぎ澄まされて 銀の海のよう 泳ぐ言葉に釣り針垂らし引っ掻き…

ピカ炉
3年前
10

3/21

今日はとても楽しかった ともだちとフィルムカメラを持ってデートした お互いのカメラを撫でた…

ピカ炉
4年前
7

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寝ぼけているときの相手の言動を心から信用している 理由は無いかもしれない持続もしないかも…

ピカ炉
5年前
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電気を消すよ

いつぶりだろう、 夜、全部の電気を消した。 黒一色のこわさを想像していたから、濃淡のある柔らかい部屋の暗さを、少し不思議な気持ちで見つめた。ごちゃごちゃと角張っていつも余裕のない部屋が、輪郭を曖昧にして、ほどけるように暗やみの中に佇んでいた。わたしの輪郭もぼかしてしまって、足の指先もすっかり夜に溶けこんでいた。 優しく瞼を撫でる暗やみだった。完全に消してしまうことがなんとなくこわくて、ずっとつけたままになっていた暖かい色の台所の豆電球は、この部屋をずっと夜から孤立させて、