読書のすすめ

おはようございます。
心理カウンセラー 池田廉です。

本日は、読書についての記事を書きます。
皆様は読書を日頃どれくらいされていますでしょうか。

読書による知識の習得はもちろんのことながら、
心を整えるという良い影響も読書にはあります。

1日に少しでもいいので、読書の時間を意識的に設けて、
読書の習慣を身に着けることによって、心穏やかな日々を
得ることができるかもしれません。

しかしながら、読書が得意な人もいれば、
読むことが苦痛に感じてしまう人もいると思います。

そんな場合には、まずは、自分の好きなことに関する、
文字量の多くなさそうな、易しい本から読むことを推奨します。

それでもどうしても読むのは苦手で継続できないなら、
Amazonオーディブルという、聞くタイプでの読書もいいでしょう。

ほかにも、ユーチューブにて、
本要約チャンネルといったチャンネルが複数あります。

こういった現代的方法による読書もどんどん活用していきましょう。
色んな本に触れることは、色んな著者に出会うことと同じ。

必ずしも、読んだ本から有益な情報が得られるとは限りませんが、
何らかの悩みや問題を抱えているときには、対処法の気づきとなる
可能性はじゅうぶんに秘められていると思います。

さて、ここからは、ショウペンハウエルの考えをもとに、
読書との向き合い方についてお伝えしていきます。

まず最初に、
「読書する」ことと、「自分の頭で考える」ことは、
全く別物であると理解する必要があります。

本を読んでいると、賢くなった気分、
自分にもできるのではないかという気分になりやすいものです。

しかし、よくおさえておいていただきたいのが、
読むことと自分の頭で考えることは別だということです。

本の内容を鵜吞みにして、自分なりの考察を交えずに、
行動してしまうと危険が伴います。

今の自分になら、この本から得た情報をどう生かせるか?
と一度考えてみるようにしてみてください。

「知識」は、ただ多いだけでは、価値は低いともいえます。
その知識について、どれだけ考え抜かれたのかによって、
知識の価値が決まってくるものです。

とにかく、目的のなく、多くの本を読み、
多くの情報を仕入れるという意識ではなく、
目的をもって、一つ一つの知識を考え抜くことを意識してみてください。

最後に、本の選別についてお伝えさせてください。
いまの自分には、どんな本を読めばいいのだろう?
と考えるときがあるかと思います。

そんな時には、まずは、本をいきなり探すのではなく、
自分の脳内を整理することから始めることを推奨します。

白紙の紙に、今の自分というテーマを上に書き、
あとは浮かんでくることを制限なく自由に書き出すのです。

そこに出てきたワードをもとに、探すと良いでしょう。

また、「何を読むか」ではなく、「何を読まないか」
という視点も大事であることをお伝えします。

本を読むという行為は、著者の思想を取り入れる行為ですから、
自分の考えや思想と混ざることで混乱することもあり得ます。

ですから、こういう本は読まないでおこうという、
読まないという選択肢も忘れないでください。

そしてまた、良書と出会えた場合には、
最低でも2回は読み返すようにしてみてください。

2回目には、新たな視点や気づきが得られたり、
大いに心の支えとなってくれる可能性があります。

冒頭にも述べましたが、読書には心を整える作用があります。
ただただ読むのではなく、心を整えることを意識しながら、
読書に向き合うことを最後のすすめとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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