アラフィフSEが地域の青少年育成に参加する、という話
みなさん、こんにちは。
4回目の投稿です。
前回とは少し毛色のちがう話題を。
「ぴろりん@note」には、高校生のむすめと、中学生のむすこのふたりの子供たちがいます。
最初に告白しますが、ふたりとも「不登校」を経験しています。
(むすこは現役で「不登校」です。)
むすめが「不登校」になった当時、僕も妻も、親族や知り合いにも「不登校」を経験した人がいなかったのと、相談できる場所を知らなかったこともあり、とても大変な思いをしました。
学校とのやり取りや、むすめの対応は日中でないとできないので、自宅で仕事をしている妻が、それをほとんどやってくれて、出口が見えない中でそれが精神的にも、体力的にも本当にヘビーなことだったんだろうなと思うと、「感謝」という言葉だけで簡単に表現してはいけないことのように思えました。
なにより、そのときに「主体的に関われなかった・・・。」という思いがあり、さらにむすこが「不登校」になったことがきっかけで、学校とむすことの連絡役として主体的に動こうと思いました。
今でこそ文科省や自治体も「不登校」に対して様々な動きをしていて、相談できる場所の設置や、学校としての対応をしてくれるようになりつつありますが、それでも当事者はもちろん、その親御さんたちを支援する仕組みは、まだまだこれから・・・というように感じます。
むすこの中学校で「進路説明会」があったのですが、中学時代「不登校」でも、ある「きかっけ」で目標を持つことで高校に進学、今では通学して自ら定めた目標に向けて日々頑張っているという卒業生の経験談を聞く機会があり、こういう話をもっと共有できれば少しでも「不登校」の親御さんたちの悩みが解消されるのではないか?とも思いました。
そこで・・・
【やったこと】
手始めにPTA役員になり、むすこの中学校で先生方と話す機会を多く持てるようにする。(学校と親御さんたちのつながりを保ち続ける。)
中学校側と相談して、不登校で悩みを持つ親御さんたちに集まってもらって、お互いに経験談や悩み、あるあるを持ち寄って交換する「親の会」を設定してもらった。(各学期に定期的に開催)
地域の青少年育成に携わっている人たちの輪に加わって、地域の子供たちの居場所をつくる手伝いをする。
・・・ということを始めました。
もちろん、これまでカウンセリングなんて勉強したことはないし、青少年育成って何?という全くの初心者。
それでも、
「不登校」で悩む親御さんたちの経験談を聞いたり、カウンセラーの方のお話を聞いたりして、自分自身気づかされることがいくつもありました。
地域の子供たちとは、ソフトボールを一緒にしたり、地域のお祭りで焼きそばを焼いたりして、交流していますが、子供たちとお話していると、これまた「新たな気づき」が生まれてくるんです。
SEとしての仕事の経験は・・・活かせているのかなぁ??
それはよくわかりませんが、子供たちがスマホやオンラインゲームを通じてサイバー空間と隣り合わせになっている時代なので、地域の青少年育成活動を通じて、情報セキュリティの分野でも役に立てるようにしたいなと、思っています。
この分野のご経験が深い方からすると、まだまだ経験の浅いひよっこのような取り組みかもしれませんが、子供たちふたりが「不登校」になった経験と、そのときの親としての気持ちとか、そういったことを同じ思いをしている人同士で共有し、支えあうことをつづけていければなと、思っています。
今回の記事はここまでです。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。