紫外線対策~肌の仕組み03~
キャストメンバーのAKANEです。
フィトテラピーとリンパで美健康になるセルフケア情報を配信中です。
今日のテーマは表皮層の役割について。
表皮がいかに肌を守るのに重要なのかが分かります!
気になる方は要チェック!
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1.過去記事一覧
2.皮膚の厚さ、表皮の厚さ
過去の記事
紫外線対策~肌の仕組み01~ で肌の厚さは
0.3~6mmとお話しました。
そして皮膚は3つの構造からなります。
①表皮
②真皮
③皮下組織 でしたね。
では、表皮のみの厚さはどの位でしょう?
正解は・・
わずか0.2mm!
とっても薄いですね。
ここからさらに 4つの層 に分かれます。
驚きですね!
3.表皮の4つの層
表皮の4つの層とは
一番上から
1)角質層(かくしつそう)
2)顆粒層(かりゅうそう)
3)有棘層(ゆうきょく)
4)基底層(きていそう)
と呼ばれます。
では、それぞれの役割を見ていきましょう。
4.基底層
基底層は、表皮の一番最下層にあります。
基底層は、基底細胞という細胞で
1層から成り立っています。
基底細胞が細胞分裂すると
上でせりあがってレンガ上になります。
これが他の3つの層
有棘層 顆粒層 角質層になります。
つまり、基底層は
表皮を形成するお母さんということですね!
5.有棘層
有棘層は、表皮の中で一番厚く
5~10層ほどあります。
この層は知覚神経やリンパが流れます。
細胞からは棘が伸びています。
これで細胞同士を強く結びつけます。
強く結びつくことで
有効成分をリンパに届けてくれるのです。
また有棘層には、
ランゲルハンス細胞がいます。
この細胞が肌の健康を守ってくれます。
6.顆粒層
棘はなくなり、
層も少なく1層~数層と言われています。
主な機能は・・
〇紫外線等の反射。
〇肌のバリア機能を高める。
顆粒層はその名の通り
ガラス状の顆粒があります。
それが紫外線等を反射します。
また セラミド を作り出し
水分を保持し肌のバリア機能を高めます。
7.角質層
角質層の厚さは
0.02mm。
ティッシュ1枚分の厚さと同じです!
そして最大の特徴は『核がない』ということ。
顆粒層から角質層に変わるときに
核がなくなります。
これを 脱殻(だっかく) と言います。
脱殻は、細胞の死を意味します。
死ってなんだか悲しいですね・・。
しかし角質は、重要な役割を持っています。
8.角質層の役割
角質層の重要な役割とは・・
蓋です。
どういうことでしょう?
私達の体内には約60%の水が含まれています。
その水分が蒸発してしまうと
肌が乾燥してしまいますね。
角質層が蓋をすることで
水分の蒸発を防いでくれます。
また、外部からの病原菌の侵入も
防いでくれます!
9.最後に
いかがだったでしょうか?
とても薄い皮膚がこれだけの役割を持っているとは驚きですね!
次回は肌の生まれ変わり
ターンオーバーについてお話します!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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