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塩の結晶の色々♪

塩の結晶の基本の形は立方体ですが、成長の仕方によって、さまざまな形に変化します。

  • 立方体(サイコロ状): 塩の結晶の基本形で、塩化ナトリウム(NaCl)の結晶が均等に成長したもの。一般的に食塩として知られるものはこの形状をしている。

  • 凝集晶: 散らばった結晶が集まって結びついたもので、平釜で高温加熱して流動させながら結晶化させた塩によく見られる。

  • フレーク: 薄い板状の結晶で、主に天日塩田の表面や低温で加熱した塩水の表面にできやすい。

  • トレミー: 中が空洞のピラミッド状の結晶で、塩水の表面に浮かんだ結晶が自重で沈みながら成長したもの。

  • 球状: 角のないボール状の結晶で、塩湖の底に沈んだ立方体が塩水の中で転がりながら成長することで形成される。

  • 棒状: 濃縮した海水の中で、稀に条件がそろった時のみにできる、棒状の結晶。

  • 粉砕:さまざまな結晶を粉砕して得られる形のバラバラなもの。

  • パウダー: 片栗粉のように細かい粉末状の結晶で、海水を瞬間的に蒸発させることで得られる。

  • 顆粒: パウダーの塩を造粒して、顆粒状にしたもの。

塩の結晶の形によって、振りかけた時に、どの程度くっつくか、口の中で溶ける早さ、舌触り、見た目にも変化が生まれるので、食材によって使い分けると楽しいですよ♪


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