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あなたはどっち?プロモーションフォーカス vs プリベンションフォーカス?!


一般的に、人間は「プロモーションフォーカス(促進レンズ)」を持つタイプと、「プリベンションフォーカスレンズ(予防レンズ)」を持つタイプの2つに分かれるようです。


では、この2つのタイプについて大まかに説明しますね。

【プロモーションフォーカスレンズの特徴】

思考スタイル: 抽象的、心がオープン、全体的視野

仕事スタイル: スピーディー、エラーしやすい

ものの見方: 楽観的、リスクが苦にならない

強み: 創造性、イノベーション、機会を見出す

感情表現: 快活-うつ

職業: 芸術家、コンサルタント、発明家

【プリベンションフォーカスレンズの特徴】

思考スタイル: 具体的、徹底的に考える、細部にこだわる

仕事スタイル: ゆっくり、正確

ものの見方: 防衛的、悲観主義、リスク回避

強み: 分析と評価、準備万全、信頼がおける

感情表現: 冷静-不安

職業: 管理者、会計士、エンジニア

プロモーションフォーカスレンズとプリベンションフォーカスレンズは、誰でも両方を持っていて、どちらを使うかは状況によるようです。

ただ、たいていの場合は、どちらかが優勢で、多くの場合は、一方のレンズを通してものごとを見ているそうです。

どちらのタイプが優勢かは、世代や文化などの影響もあるようです。

*若い人たちは、一般的にプロモーションフォーカスレンズ。

*プロモーションフォーカスレンズの人は、感情を大きく表し、プリベンションフォーカスレンズの人は心が穏やかな傾向がある。

*東アジアなど、集団主義文化はプリベンションフォーカスレンズで、予防思考の傾向がある。

*個人主義文化の西洋は、プロモーションフォーカスレンズで、促進思考で、成功や自分を強化することを追求する傾向がある。

以上の特徴をふまえておくと、コミュニケーションをする際に、相手に合わせた話し方や、ふるまい方ができる可能性がありそうですね♪

例えば、ペナルティキックを5回蹴ってもらう時の声かけの例として、以下のような使い分けが考えられます。

プロモーションフォーカスレンズの人へは、
「君が目指すのは、最低3回の成功だ。」

プリベンションフォーカスレンズの人へは、
「君の責任は、2回以上ミスを防ぐことだ。」

同じ内容を伝えていても、このように伝え方を変えることで、相手により適切なモチベーションを持たせることが出来ます。

自分を含むコミュニケーションの相手が、どちらのタイプか考えてみると、よりスムーズに話を伝えることが出来るかもしれませんね♪

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