いくら注意しても、子供が直そうとしない時は?!
読んでいた本の中で、ハッとするような内容があったのでシェアしますね♪
子供のためを思って正しい指摘やアドバイスをしたけど、子供が直そうとしないで困ることはありませんか?
正しい指摘とは?!
例えば。。。
・乱暴をしたらいけないと言ったでしょ
・もっとしっかりしなさい
・これはできたけど、最終目標はこれだから、気を抜かないように頑張ろうね
・勝手に席を立って、出て行かないように言ってるでしょ
・「名前は?」と聞かれたら、ちゃんと名前を言いなさい、わかってるでしょ
・明日こそ宿題をしてきなさい。忘れるんじゃないのよ
などなど。
しかし、このような子どものためを思った指摘やアドバイスをしても、子供の行動は変わらないことが多いようです。
そして変わらないのに指摘を続けていると、以下のような逆効果を生むそうです。
・やろうと思ってもアドバイス通りに出来ないので、挑戦する意欲がなくなる。
・うるさく注意されると、周りのアドバイスや注意を聞き流すようになる。
・いつも注意されたり怒られたりしているので、「自分はダメな子だ」と自信をなくす。
・アドバイスや注意に反発して、反抗的な行動をするようになる。
では、このような場合はどうするのが適切なのでしょうか?
子どもが、自分から「もっと頑張ろう」という気持ちを持たせる方法を進めることが大切だそうです。
具体的な方法としては、
*スモールステップを設定して、少しずつ好ましい行動が出来るように練習する。
<やり方>
授業中にずっとイスに座っていられず、立ち歩いてしまう場合。
①5分間イスに座っている→出来たらほめる。
②10分間イスに座っている→出来たらほめる。
③20分イスに座っている→出来たらほめる。
④30分イスに座っている→出来たらほめる。
⑤授業中ずっとイスに座っている→出来たらほめる。
*できないことを注意するより、できたことをほめる。
<やり方>
もし、5分イスに座っていられた場合
好ましい声かけ
「あなたは5分座っていられたね。えらいね!」
NGな声かけ
「あなたは5分しか座っていられないのね!」
普通に注意したりアドバイスをしても効き目がない場合は、親や指導者がアプローチを工夫すると良いのですね♪
親が直して欲しいと思うことを、何度伝えても習慣にならないことが我が子にもあります。
スモールステップに分けること、好ましい声かけの実践を見直したいと思います♪