【読書メモ】会話は、とぎれていいー愛される48のヒント
Kindle Unlimitedの対象になっており興味を引いた、『会話は、とぎれていいー愛される48のヒント』加藤 綾子 著 を読みました。本の簡単な概要と感想、どんな人におすすめかをご紹介します。
どんな本?概要は?
フリーアナウンサーの加藤綾子さんが書いている本書は、「教えるのではなく、伝える」というコンセプトのもと、加藤さんが仕事でされた経験(一流の芸能人やコミュニケーションの達人とのエピソードなど)を元に「コミュニケーションを一緒に学ぶ」という立場で書かれています。テレビに出演している達人の心の在り方の分析が多く書かれており、ためになる内容です。以下、ごく一部をご紹介します。
1.無理に場をつながず、相手を観察して自然な会話を(会話は、とぎれていい)
本書のタイトルにもつながるのでは?という48のヒントの中の1つです。コミュニケーションで大切なのは相手の立場に立つことであり、相手が話したいタイミングを観察することで自然な会話の流れをつくることができます。※このヒントはくりーむしちゅー有田さんのアドバイスを元に解説されていました。
沈黙を恐れず、無理に場をつなげようとしない(会話は、とぎれていい)ことが大切であると説明されています。
2.「うれしさのバトン」を回す。
こちらも48のヒントの中の1つですが、とてもシンプルで自分が言われて嬉しかった言葉を覚えておいて人に贈る、というものです。
自分が言われて嬉しかったことをそのまま伝えるのも良いですし、なぜ嬉しかったか考え自分に取り入れることも愛されるようになる近道だと思います。
3.テレビは贅沢な教材
歌が上手くなりたければ歌が上手い人の隣で歌う
という考えがありますが、コミュニケーションを上達させるにはコミュニケーションや会話のセンスのある人と一緒にいるのがよいと考えられます。身近にそういった人がいればよいですが、いない場合はテレビを見ることをおすすめされています。
・テレビは達人たちのトークの中でも優れた部分を見ることができる贅沢な教材
確かにそうだ、とはっとさせられました。本書を読んで芸能人やアナウンサーの方々の心の在り方の素晴らしさが伝わってきましたが、そんな方々のコミュニケーションのとり方を見ることができるテレビは確かにとても贅沢な教材だと思います。
最近はあまりテレビを見ていませんでしたが、こういった観点であれば見たいな、と思えました。
どんな人におすすめ?
生活する上で人とのコミュニケーションは必ずとるものであり、どんな人にもおすすめの内容となっています。強いて言えば、今よりもっと人との関係を深めたい方、仕事上でのコミュニケーションについて悩みのある方・向上心のある方には向いた内容なのではないかと思いました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。では^^