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読書『茶柱の立つところ』

『茶柱の立つところ』小林聡美

小林聡美さんの最新エッセイ!

大学3年のころ、なんとなく大学に行けなくなって、ずっと地元のショッピングモールに入り浸ってる時期がありました。

そのころ毎日のようにいたお店はリブロ(書店)とイタリアントマト。小さなリブロだったけれど幻冬舎文庫が豊富で、当時すでに刊行されていた小林聡美のエッセイを少しずつ買ってパスタを食べながら読み耽るという毎日を過ごしていました。(小林聡美の昔のエッセイのほとんどが幻冬舎文庫から出ています)

「やっぱり猫が好き」というコメディドラマが大好きだったので、自然に小林聡美のエッセイを手にとって読んだけれど、

あのときリブロが幻冬舎文庫を豊富に揃えていなかったら、わたしは深い沼に沈んでいたような気もします。

だから小林聡美のエッセイは、ずっと私の元気の源のような存在で、彼女の軽やかな文章に触れるたびに、本を読む人生でよかった〜と希望を感じます。

今回の最新エッセイは、コロナ禍を振り返り、ささやかな発見や喜びを綴った一冊で、私はまた元気になりました!

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