カメラの沼の沼から沼の正体に近づく
カメラ沼、レンズ沼という言葉があります。カメラを趣味にした人が、もっと良い写真は撮れないかと、カメラ、レンズをいろいろ買い替えたりどんどんコレクションしてしまったりすることです。私自身もカメラの沼をさまよっていたりして、そのあたりの顛末ははてなブログの方で記事にしました。
この記事にも書いている通りで、私自身のカメラ沼はいったんある程度決着がついて、あのカメラが欲しい!といった切実さからは抜け出しているのですが、カメラ沼が終わっても抜け出せない謎の沼があります。
それは他の方々のカメラ沼をウォッチして、新しくカメラやレンズを手に入れた!という記事や動画を観てしまうという謎の性癖「カメラ沼の沼」です。この性癖についてよく分からないなりに分析してみました。
一つは、そうした記事から過去に自分があれこれの新しいカメラを手に入れたときの高揚感を再現、追体験しているのだと思います。
二つ目は、カメラやレンズと言った道具そのものではなくて、それを手に入れた人と道具の関係性を楽しんでいる、のだと思います。この人はこのカメラについて、こう思っている、という情報を通じてカメラではなくて使う側の人のパーソナリティ、個性を知って楽しんでいるのだと思います。
カメラ沼の沼とはカメラではなく世の中にいる人々の事を知ることだ、という側面があることが分かりました。
すると、カメラの沼とは単にカメラを知ることだけではなくて、自分を知る探求、という側面もあることに気づきます。
次に続く…かも。
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