イベント報告 百鬼夜行 〜このよにのこす〜
梅雨も抜け始めた渋谷の空は、熱気と湿気に覆われてより一層燃えたぎるなにかを着火させるには良い天気であったのかもしれない。
様々なジャンルの表現者たちが集まったこの時間は大変美しかった。
それは整えられたものではない。
水の中に絵の具を1滴ずつ落としていく。
透明な色が変わっていく。
色が絡み合いやがてそこにグラデーションができ、単体のもつ美しさを超える。
いとおかし
アンダーグラウンド感あふれる地下1階で
演者たちがうめき声をあげて、表現物を生み出す様は
かつてカルチャーが生まれる前に“あった”であろうルーツやナラティブ感を思い起こさせる。
続く
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