グリップの無いレトロ調カメラは自分にはダメかもしれない
カメラの形状には、グリップがなくフラットなボディや気持ちだけグリップのあるタイプがあります。
デザイン的には、好みの問題はありますが、フラットなボディの方がお洒落だと感じる人が割と多いようです。
グリップのないフラットタイプは、自分が所有するものでは、Leica M11やLeica Q3、Leica D-Lux8、Lumix S9などがあります。
気持ちだけグリップのあるタイプは、富士フィルムのX-Tシリーズ、Nikon Zfがあります。
グリップが無いとどうなるかですが、しっかり持たないと落としてしまうので右手に余計な力がかかり、爪が伸びていると表面のラバーを引っ掻き傷つけます。また、重いズームレンズなど付けるとカメラを構えるための初動として右手だけでカメラを持ち上げることができず、自分の撮影スタイルでは使い勝手が悪くなります。
もちろん、人によっては、常時首からカメラをぶら下げて両手でカメラを持ち上げる人なら問題ないでしょう。しかし、自分の場合はカメラバッグから右手で取り出したり、首からカメラをぶら下げていても、右手でホールドし、人差し指でスイッチを入れながら左手を添えて構えるといった流れが身に沁みついています。
そこで、グリップだけを後付けで取り付けるか、グリップ付のハーフボティケースを取り付けることになります。最初はデザインを損なわないためにグリップだけを取り付けても結局表面のラバーを引っ搔いてしまうため、お決まりのパターンでハーフボティケースを追加購入し、デザイン性がどんどん失われていきます。
加えて、カメラボディの背面にしっかりと親指を引っ掻けるところがあればそれで大概解決するのですが、背面もデザイン重視で親指部分がフラットになっていると、別途ホットシューに取り付けるサムレストが必要になってきます。
外付サムレストがあっても、X-T50のようなフラッシュ内蔵のカメラなら良いですが、そうでないと外付フラッシュを使うたびにサムレストと付け替える必要が生じストレスになります。
このどうにもならないタイプ(ボディにしっかりとしたサムレストが無い、内蔵フラッシュが無い)は、Leica Q3、Leica D-Lux8、Nikon Zfです。用途が限られて稼働率が低くなってしまうのです。
Leica D-Lux8と中身が同じ姉妹機のPanasonicのLX100シリーズはしっかりとホールドできて非常に稼働率が高かったのですが。
自分はデザインでカメラを使うというのは向いていないのかもしれません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
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